卒業してしまった・・・
高校時代に、『ウルトラセブン』が最高と称する、S君がいた。
ウルトラセブンの消しゴムを持ってきて、自慢していた。たしか、土曜日の帰る前、昼過ぎだった。早く帰宅して、食事をしたかったので、良く覚えている。
元は立ち人形だが、両手を頭にあてがい、方膝をついた「アイスラッガー」の発射ポーズに改造して、隙間には詰め物(パテ)までして、塗装までしていた。
当時のガチャガチャは、今のガシャポンとは比べ物にならず、ディティールも大雑把で、かなり「ゆるい」代物だった。
改造したからといって、さほどカッコイイとは思わなかった。ましてや、改造するほど、のめり込む対象などとは思ってもいなかった。
正直、『セブン』より『ウルトラマン』の方が、怪獣がバラエティに富んでおり、あくまでも比較した場合には『マン』が好きだった。
当時は、「プロレス」に熱中しており、周囲の冷ややかな視線と時代性もあり、『ウルトラマン』(シリーズ)は子供のもの(当時は幼稚だとか、まだ子供とか、言われており、特撮ファンにとっては、不遇の時代。)との認識が強かったのも、多少は影響していたのかもしれません。
でも、その少し後になって『セブン』の最終回(再放送)を見て、認識は一変。モロ、『ウルトラゾーン』に迷い込み?今もなお、抜け出せないでいる(抜け出すつもりも無いが)。
しかし、S君は私が知らぬ間に「ファンコレ/ウルトラ関係」を古本屋に売りさばいていた。彼は卒業してしまい、普通の人?になってしまっていた。
来年は、『セブン』誕生40周年なので、今からワクワクしています。
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