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ゴジラ電撃大作戦

何かの抽選で劇場の入場券が当選し、子供の頃『コジラ電撃大作戦』を見に行った。これが、『怪獣総進撃』の改題作品だと知ったのは、社会人になってからだった。ミニラのタバコ光線(口から吐くリング状の放射能光線を、こう呼んでいたのは、何かの雑誌の影響だったような気が・・・。)に無邪気に喜んでいたのは、今でも記憶に残っている。

怪獣が11匹も登場したので、一番好きな怪獣映画だった。今でも、勿論お気に入りだが、『キングコング対ゴジラ』のエンターティメント性、『モスラ対ゴジラ』の中西純子(星由里子さん)が、インファント島で島民に涙ながらに訴えるシーン(リバイバルで観た時に、泣いてしまいました。)が理解できるようになると、映画の見方にも変化が起き始めた。怪獣映画に秘められた(託された)メッセージ性が、何とか汲み取れるようになってきたからだろう。

そういえば、『復活フェステイバル ゴジラ1983』の、わが地域での上映には苦労させられた。なんと、全10作のリバイバルを、1週間位の間に、3本、3本、4本と連続上映したのだ。オールナイト&会社を2日間休んで全作を見に行ったのだが、社会人になって間もない頃で・・・。でも、今では良い思いでに。最終日の組み合わせは『ゴジラ対メカゴジラ』、『空の大怪獣ラドン』、『海底軍艦』、『キングコングの逆襲』だったと記憶しているが、さすがに重厚な作りの「東宝映画」、居眠りの繰り返しだった。

平成のゴジラも好きだが、やはりゴジラには「昭和のテイスト」が良く似合うと思う。その意味では『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』は好きな作品だ。

劇場版ゴジラは製作終了してしまったが、テレビの30分枠で、1か月に4本で完結するような形式での、「昭和テイスト」のゴジラ&東宝特撮映画なんかも、そろそろ見たくなってきました。

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コメント

御心配下さり、ありがとうございます。ゴジラ一同に代わり、御礼申し上げます。

男子は、メカが好きなんですね。なので、怪獣をメカ化したいのです。

怪獣の寿命は種族により、どれ位なのかはわかりませんが、順不同とはいえ、絶命していくと思います。

怪獣島に怪獣が存在している事が、宇宙人の侵略に対する牽制になると考えた人類が、苦肉の策としてメカを製作。表皮を被せて怪獣島を動き回っているというアイデアです。

なので、寿命を全うした後の展開ですね。

連続失礼します。
怪獣ランドの怪獣達が全部メカにされるという事は、サイボーグに改造されるという事ですか!?良識ある科学者陣であれば、そのような可哀そうなマネはしないでしょう。どの怪獣も、最後まで寿命を全うするまで生身で生かしてくれると思います。
私としても怪獣達は自然体のままの方が魅力的ですし、怪獣達も作り物の身体にされるよりも生身の身体の方が良いでしょうから、人間の独断で怪獣達の望まない事をしないであげて欲しいです。

どのようにして、怪獣たちを運んできたのかは判りませんが、「怪獣保護施設」ですね。

モスラまで居るので、インファント島の扱いが気になります。

怪獣と動物を同じように考えて良いのかは別として、ある種の服従(飼いならされている)感は否めませんが、良い意味での、共存共栄です。もちろん、人類を含めてですが。

マンダが別の種になっていたり、キングギドラとの戦いに参加しない怪獣もいましたが、なんらかの形で11体の怪獣の姿が見られ、満足感は大きいですね。

私は、この怪獣島の怪獣達は数十年後には、すべてメカ製(メカゴジラ、メカゴロザウルス等)だったという物語を妄想したりもしました。デザイン、ストーリー共々、「夢」が膨らみます。

昭和の怪獣映画は、想像を膨らませる余地が多いのも、魅力ですね。

こんばんは。
ゴジラ電撃大作戦=怪獣総進撃は、元々はゴジラ映画最終作になる予定の映画で、最終的に怪獣と人間の行き着く先を描いているようですね。動物園で飼われているようになってしまった怪獣達の姿に不満の方が多いようですが、人間にしてみれば怪獣を傷つけずにその力を抑えるにはこれしか無かったと思います。怪獣達を眠りから覚ましてしまったのは人間ですが、故意にやった訳ではありませんし、怪獣達を攻撃したくてしているのではありません。人間だって自分達の生活を守らなければいけないのですから。

でも映画を最後まで観ていると「怪獣達の管理」を勧めているのでは無い事に気づきます。ラストの怪獣達の様子を見ていると、全ての管理システムが壊れた怪獣ランドに自分達から帰ったように見えます。管理やコントロール無しでもここで生きていくと言っているように見えました。
思えば怪獣ランドという楽園を提供されていた時分から、すでに怪獣達は人間に対して理解を示していたものと思われます。キラアク星人との最終決戦に赴くSY-3号を見上げている怪獣達の様子は、自分達が加勢に行けない事を悲しんでいるように見えます。アンギラスに至っては始終俯き加減で、まるで泣いているみたい。
この頃のゴジラさんは大分性格が丸くなっていると思われますので、人間を敵と見なす事は無いでしょう。事件の後は怪獣達は管理されないし、人間達も管理しない共存世界の実現。これが昭和ゴジラシリーズの最終的なテーマだと思います。

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