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ストレス発散

現代社会は、ストレス社会。ストレスが発散出来ずにいると大変な事にもなりかねない。現代の子供社会にまで蔓延している「いじめ」も、適度なストレス発散が出来ない証なのだろう。

今のドラマには、単純明快(言葉で言うほど簡単なものではないが)な「正義と悪」の図式、「悪いことはいけない。」というような「教育」的なものが少なくなってしまったようだ。

子供向けのドラマも、今あるのは『中学生日記』位だろうか。かつての『ありがとう』とまではいかなくても、子供向けには、「ケンちゃんチャコちゃんシリーズ」が製作を続けられていた。子供(だけではないが)社会の在り方を、学んだ人も少なくないだろう。世代によっては、「はっちゃくシリーズ」という方も多いだろう。

「悪いことはいけない。」という、根本が、今のドラマのテーマから蔑ろにされ、視聴率至上主義(近年は、録画機器の普及で、価値観が変わってきてはいるが)の弊害が、その場さえ愉快なら構わないという安易な作りになっているように思えてならない。適当に、面白おかしく生きていても何とかなる、という風潮を煽っていないとも言い切れない。「悪い事」をしたら「その報い」を受けるんだよ。良い事も悪い事も含めて・・・。

大人であれ、子供であれ、それを蔑ろには出来ないにも関わらずだ。まあ、そんな番組ばかり流されていては、「ストレス」が溜まっても不思議ではない。

私の時代には、『プロレス』の悪役が、ストレス発散の、いいガス抜きになっていたのかもしれない。「タイガー・ジェット・シンと上田馬之助」という悪役が、アントニオ猪木率いる『新日本プロレス』のリングで、凶器攻撃、反側の雨あられ。ここでは、かなりのストレスが溜まるのだが、シリーズの最終戦に於いて、見事に撃破し溜飲を下げてくれるのだ。

今、昔の名勝負を見直すと、当時は気が付かなかった「アラ」が目に付く事も多いが、当時は間違いなく「酔わせてくれた。」のだ。悪役レスラーの仕事の真っ当振りは、今もなお、その輝きが失せる事はない。

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