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ウルトラマンレオ

DVD『ウルトラマンレオ』全51話を見終わった。今まで、本放送や再放送、ビデオ等で何度も見ていたが、「円盤生物シリーズ」に於いて、ゲンは「プー太郎」だったんですね。本放送当時には、そういう言葉は無かったが・・・。

MACが全滅して、防衛本部からは何らかの補償があっても不思議ではないけどね。今にして思えば、「プ太郎のウルトラマン」が、かつて存在していたというのは、変な親しみというか、現代を見据えたような設定だったんですね。

本放送当時には、「レオキック」に対しては、何で「ウルトラマン」が「仮面ライダ」ーの「(ライダー)キック」をやるのか?とか、段々人気が無くなって(「マジンガーシリーズ」に人気が移っていた時期だった)、オイルショックの影響で、子供心にも「特撮のスケールが小さくなったな。」とか、「円盤生物はカッコ悪い(レッドキングやゼットンに比べてだが)。」とか、生意気な事を思っていた。

だが、今回、改めて見てみると、「第2期ウルトラシリーズ」に対する各作品へのスタンスの違いを見抜けなかった、自分の未熟さを反省させられる事が多い。

円盤生物の操演の見事さ、ミニュアワークの素晴らしさは、決して『Q』、『マン』、『セブン』に対して劣るものではないと断言できる。永久保存版に相応しい作品だ。

子供心に、「ウルトラマン」は永遠に続くものと思っていた私。しかし、『レオ』終了時の学年誌には、次の「ウルトラマン」の予告は無く、「第2期ウルトラシリーズ」は終焉を迎えてしまったのだ。金曜日の夜7時、『レオ』最終回の翌週にも、チャンネルを合わせていた自分がいた。画面には、「子供歌謡選手権」のような番組が放映されていたように記憶している。また、その翌週にも、チャンネルを合わせてしまったが、そこに「ウルトラマン」はいなかった。

もう、「あんなに切ない気分は味わいたくない。」との思いは、今も忘れる事はない。現在は、いつでも、好きな作品を手元に置ける時代になったが、新しい「ウルトラマン」が姿を現したのは、5年後だった。来年は、高画質の『ウルトラマン80』に期待がかかる。いや、『メビウス』の世界において、ひと足お先に再会が出来るのも悪くはない。

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