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『スペクトルマン』

「第2次怪獣ブーム」を牽引した作品のひとつに『スペクトルマン』がある。『宇宙猿人ゴリ』というタイトルで始まり、『宇宙猿人ゴリ 対 スペクトルマン』を経て、『スペクトルマン』に落ち着いたのだが、再放送の際には、最初から『スペクトルマン』オンリーだったようだ。

子供心に、なぜ猿の親分が主役(タイトル名)なのかと悩んだりもしたものだ。円谷の作品とは異なり、「情」を描いた作品は、妙に心に引っ掛かりがあり、強い印象を残されたものも多かったが、怪獣は、あまりカッコイイとは思わなかった。ゴキブリが巨大化したゴキノザウルス、双頭ネズミに羽(翼)がはえているネズバードン、ズノウ星人(ネーミングそのものに足がはえている)等、シナリオに忠実なのだが、怪獣事態の人気は低かったようだ。

なかでも印象が強いのが、第23話、第24話に登場したクルマニクラス。顔が3色の信号機になっており、文字通り、ひき逃げ犯に対する子供の心を象徴したかのようなデザインだ。同様のエピソードでは、後に『ウルトラマン80』第44話「激ファイト!80VSウルトラセブン」もあるが、インパクトとしては、『スペクトルマン』のエピソードに軍配が上がるだろう。

ちなみに、白いヘルメットにパトライトをのせれば、今日からあなたも「公害Gメン」の仲間入り。2代目の女性Gメン、立花みね子(親桜子さん)さんは、かわいかったですね。社会人になって、再放送(当時は、朝6時から)を見て、気がついたのだった。

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