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「確信犯?」 『怪獣ウー』

ビデオやDVDの普及、衛星放送の出現により、地上波での「ウルトラシリーズ」(特撮作品全般を含め)の再放送が皆無になりつつある昨今である。昭和の時代は、第2期ウルトラシリーズを中心に、頻繁に「再放送」が行われていた。

夕方、『ウルトラマンA』の「再放送」(毎日、見ていました。)の時の事だった。いつもは、朝刊のテレビ欄に『ウルトラマンA』ベロクロン(各話の超獣名)と記されている。しかし、ある時、いきなり『ウルトラマン』ウーと記されていた。朝刊でそれを目にした時(登校前に、テレビ欄のチェックだけは怠らなかった。)、私は、色めきたった。昨日までは『A』を放映していたのに、いきなり『マン』を、しかも途中の話数から再放送するのかと。帰宅して、時間が来ると、テレビのスイッチを入れる(まだ、ビデオデッキが家庭に普及していない頃。)が、『A』のオープニングだった。

その回は、第42話「冬の怪奇シリーズ 神秘!怪獣ウーの復活」(超獣アイスロン、怪獣ウー登場)だったのだ。放映リストが容易に入手でき、年を重ねた現在では、いとも簡単に見破れる「トリック」だったのだ。しかし、当時の子供心を踏みにじる「確信犯」は、今でも私の心から消える事はない。

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