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無効試合

残念な事だが、年末の試合「桜庭 対 秋山」戦が無効試合になった。格闘技バブルも沈静化し、「プロレス」中継が深夜に押しやられたままの現状しとて、世間の注目を浴びていただけに残念だ。

あまり興味は無かったが、こんな形で「注目」を再び浴びるのは不幸な事だ。「猪木 対 アリ」戦では、試合前に様々な憶測があったが、両者はリングの上で、形を残した(正当な評価を浴び始めたのは数年後から・・・)。今回は、それ以前の問題なのかもしれないが、プロレス復活の兆しが見えつつある時期での出来事なので、悲しい限りだ。

最近は、「好試合」はあっても、何度も見返したくなる「名勝負」が少なく、一過性の話題に終始しているのも現実だ。「アントニオ猪木」が絡めなくなった世代から、顕著になってきたように思える。DVDで何度も過去の名勝負を見直すのも、最近は、寂しさを感じずにはいられない。

私の好き試合で、所有していないベスト3(ビデオデッキの普及以前)は

①第1回MSGシリーズ優勝戦 「猪木 対 アンドレ・ザ・ジャイアント」

マネージャーが目障りなやつですね。

②ネールデスマッチ 「猪木 対 上田馬之助」

テレビ局から、(当時の)放送コードに引っ掛かるから、リング下に落とせなかった微妙な設定の試合だが、緊張感、緊迫感はすごかった。上田が、イラストを持って、放送席に乱入もしてたっけ。

③WWWF&NWFのダブルタイトルマッチ 「ボブ・バックランド 対 猪木」

猪木が、リングアウトで先取するも、2本目は、卍固めを耐え切るバックランドが印象に残ったが、後に猪木はボブに対し「感性が無い」と(この試合の事ではなく)苦言を呈している。

番外編(なぜ?)としては、「猪木 対 スタン・ハンセン」のNWFヘビー級選手権。愛知県体育館で行われ、セコンドのブラック・ジャック・マリガンの乱入で、猪木が敗北するも、レフリーの判定が覆り、猪木が防衛した試合だ。

『アントニオ猪木 全集』(DVD)は所有しているが、もしかしたら後に、映像ソフト化されているのかな?

ちなみに、「無効試合」と聞いて、「猪木 対 タイガー・ジェット・シン」の戦いを思い起こし、なぜかワクワクしてしまうのは、私だけだろうか。

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