仮面ライダーカブト 最終回
登場したのは、4人のライダー(素体として)と2人のライダー(ダブルホッパー)。昨年(まで)の『響鬼』でのライダーの乱発(劇場版の鬼)が災いしたのか、人数は抑えられたが、玩具店の店頭在庫には如実に現れているのかもしれない。残念ながら、『カブト』も楽しむというより、現行の特撮番組の「確認」に終わってしまった。テンション持(高い低いは別にして)が横並びで、インパクトも薄かったように思える。
ネタとして、料理などの奥深さを否定するつもりはないが、「ライダー」に対して求めているのは、それではない。
「変身の可能性は誰にでもある。」
「全員が変身(変体)。」
ならば、さらに変身(大変身)するしかない。
肉体の変身(変化)ではなく、工業製品のライダースーツも昨今の特徴で、身近ではあるが、肉体と精神の結びつき、一体感(人間体が固定しない)が薄く、「痛み」も伝わりにくい。
かつて、アントニオ猪木が全盛期の頃は、「世間に迎合」するのではなく、「世間を糾合」していた。「ライダー」にも、これを期待したい。
『仮面ライダー電王』は最初からクライマックスとのうたい文句だが、「大技の乱発」ではなく、「90年代前半のG1クライマックス」的な感動を望む次第である。
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