『ウルトラファイト』の楽しみ
私が小学校の頃、『ウルトラファイト』の放映が始まった。
月曜日から金曜日まで、わずか5分とはいえ、毎日ウルトラマンやウルトラセブンに会えるのは、子供心には大きな楽しみだった。というのも、怪獣、宇宙人対ウルトラマン、ウルトラセブンという、本編の終盤の戦いの場面のみで構成されていたからだ。当時は、本編の難しいストーリーは理解できず、終盤の怪獣とウルトラマンの戦いのみが興味の対象だったからだ。その場面のみが、すぐに観られるのだから、子供心は大満足。
だけど、『ウルトラファイト』後半の作品は、『マン』、『セブン』の本編からの抜き焼きではなく、造成地でのプロレスごっこだったので、アナウンサーの実況だけが耳朶にこびり付き、楽しみ方は違ったものになってしまったのも事実である。もちろん、シュールな着ぐるみプロレスも、理解できる年齢になってしまったのも事実である。
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