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ウルトラマンメビウス 第44話

「エースの願い」

襟元の「TAC」のバッジがおしゃれな北斗星司。北斗の変身シーンは新撮だが、エースの登場シーンは、『A』(1972)のバンクシーン。エースの声は、納屋悟朗氏のように感じられたが、「劇場版」との整合性を考えると微妙な心境だ。

「優しさを失わないでくれ~」今回は、エースではなく、北斗の声で「変わらぬ願い」として語られていた。「ウルトラシリーズ」の最終回において、その都度「メッセージ」を送り続けてくれているのが、「円谷プロ」の良心でもあろう。

次回予告に、匂わせていたとはいえ、南夕子の出演は感涙。星光子さん自身も、納得・スッキリしたのではなかろうか。私たちは、降板当時の事情は、最近になって知ったのだが、「いつでも大歓迎」です。リアルタイムで経験している、長谷川圭一さんならではの脚本には、改めて驚嘆。ツボは外さない。

エンペラ星人が登場ならば、ウルトラマンキングも登場するのでしょうね。

必殺仕事人 2007

劇場版で、死んだと思われていた主水は、いかにして爆風の中で命を守っていたのか。

主水が生存していた事実は、秀や勇次の耳にも入っているはず。彼らの反応(登場の有無)も気にかかる。

せん&りつも登場という事は、もしかして主水に子供が生まれているのかもしれない。そうすれば、SPでの主水の子孫登場にも整合性があるわけだ。

先日、『必殺仕置人』のサントラCDを入手したが、益々、深みにはまっていきそうだ。

チャンピオンベルト

プロレスファンなら、誰もが一度は腰に巻いてみたいと思うのが、チャンピオンベルトだ。

一番のお気に入りは、「NWF世界ヘビー級チャンピオン」のベルトで、かつて「闘魂ショップ」で、実物を見た時の感動は、今も記憶に鮮明に残っている。

最近、「別冊ゴング VOL.005」で、ベルト特集が掲載されており、久々にプロレス雑誌を購入してしまった。あの、「NWF」のベルトが、見開きで掲載されており、カラーコピーで拡大して、自家製レプリカを作製したいと思ったからだ。子供の工作感覚ですけどね。

以前、「チャンピオンベルトの輝き(だったと思う)」というのも発売(20年以上前かな?)されていたのだが、その時は、実物大で掲載されていたにも関わらず、画質が緩かったため購入していなかったのだ。

「NWFの歴史は猪木の歴史」でもあり、その選手権試合の大半はDVD化されている。リアルタイムで見ていた時には、「対 全日本(G馬場)」への対抗心を感じ、子供心に、「既成の権威」に対する憤りを感じたものであった。その、「絶対的な権力(NWA)」は、今はもう存在しない。権力や覇道よりも、自らの手で価値を築く事の尊さを学んだのも「プロレス」からである。

バトルフィーバーJ

DVD化に際し、改めて前話視聴の機会に恵まれた。LD化の際には躊躇していたからだ。本放送時には、「キー局」の関係で視聴不可であり、後に別系列で放送された際にも、見逃しも多かったのだ。

オープニングでの疑問がある。後に、ミス・アメリカは2代目が登場するのだが、オープニングの冒頭に登場する素顔の戦士は4人並びで、ダイアンは登場していないのだ。もしかして、再放送用の差し替えのオープニングであり、ヘッダー指揮官の時の処置と同時進行のものなのだろうか。

バトル・コサックも2代目が登場するのだが、初代の伊藤氏と他のメンバーとの折り合いが悪かった(どちらが良い悪いの問題ではなく)のが原因だそうだが、初期数話も、単独行動が多く、第9話には素顔での登場場面もないのだ。

一視聴者としては、「夢」の詰まった世界観での、俳優同士の確執には閉口であるが、人間社会である限り、やむ終えない事なのかもしれない。やはり、ベテラン俳優が、上官等の役柄で、全話に登場する事の存在感も大切な事なのだろう。

越中ブーム

深夜番組での企画「ガンダム芸人VS越中芸人」が端を発してか、越中詩朗が秘そかに人気を博しているようだ。「~やるって。」が一人歩きしているようでもある。

越中選手と言えば、かつて全日から新日本へ移籍し、当時はジュニアヘビー級の、対UWFへの最前線に投入されていた。高田選手の蹴りを受け続け、関節を絞め上げられ、どちらかと言えば「全日 VS UWF」の代理戦争のようでもあった。

タイガーマスク去りし後のジュニア戦士、越中選手の「ヒップアタック」は、お世辞にもカッコウが良いとは言えず、新日の的当てのようでもあった。

だが、実践で体に染み付いた、蹴りや関節技への対処には目を見張るものがあり、「雑草、たたき上げ」を好む、新日ファンのハートを次第に掴んでいったのだ。

白眉は年末のタッグリーグ公式戦だった。高田選手とのジュニア同士のコンビで、前半は快進撃を続け、台風の目となったのだ。

私の記憶に残っている越中選手は、現代には失われつつある「努力・忍耐・根性」の選手であり、「昭和の匂い」を感じさせるレスラーでもある。少しでも長く現役で活躍して頂きたい選手だ。

バトルフィーバーJ

今日まで続く、「戦隊シリーズ」の礎となった、石森章太郎(当時)の原作を離れた第1作が、遂にDVD化された。

第1話から素晴らしい展開で、昨今の作品と比べると逆に新鮮味が感じられ、特撮ヒーロー物の源流を感じずにはいられない、二転三転の展開だ。初変身時のカット(顔出しで、ボディスーツを着用)などは、もう少し見たかったシーンでもある。

本作は、ヘッダー指揮官が途中で交代するのだが、わざわざ再放送用に撮り直しも行われており、本放送時のビデオテープを所有していれば、貴重である。DVD化の際に、映像特典として秘そかに期待していたのだが、「東映」では無理な願いなのか。

また、本作は商売根性が無いというか、キャラクタービジネスの意識が、今日に比べるときわめて薄いのも特徴であろう。腕の通信機などは、いかにも寄せ集めのパーツ感がプンプンしているが、「これなら、僕にも作れる」という暖かみ、ゆるさに親近感があるのも事実である。

コマンドバットも単なる筒で、各個人の武器(槍やヌンチャク等)に変形はするが、どちらも版権の取れそうも無い物ばかりだ。更に、いくら「ペンタフォース」と叫んで5つを合体させても、商品展開には至らないモノなのである。

笑えるのは、5人が体を使い、「B」、「F」の文字を表現するシーンだ。すっかり、記憶から消え失せていたので、大笑いしてしまった。

仮面ライダー電王

第4話(近年は、本編のサブタイトルとラテ欄が異なり、不便ですね。一粒で二度おいしいのかもしれませんが。)

私は、「時間もの」は、あまり好まない。タイムスリップものは、ひとつの視点で語られる事が多く、今回のように過去に遡って一人の人間を救っても、逆に、その他の、それに伴う変更点を描写し切れないからなのだろう。過去の名作『タイム トンネル』や『ゴジラVSキングギドラ』もそうだが、扱いの難しいテーマには違いない。

呼ばれもしないのに、「ごめんなさい」と謝罪させられ、力を貸すモモタロス。もしかしたら、『電王』は、モモタロス(赤鬼なのにね!)の「変身(心)」が、テーマの根底にあるのかもしれません。

ライダーパスは、必殺技を使う際にベルトにかざすと「ポイ捨て」みたいですね。いずれは、『必殺仕事人 V 激闘編』の参が、ポッペンを使用後にガラスの破片を回収する場面があったように、主人公が「投げ捨ては、だめですよ。」とか言いながら、拾い上げる場面もあるのでしょうか。

ウルトラマンメビウス

第43話「脅威のメビウスキラー」

皇帝とはいったい、誰を指しているのか。既知の存在なら、エンペラ星人が姿を現すのでしょうね。(『タロウ』の時には、イラストでしたね。)

遂に登場した、メフィラス星人。加藤精三さんの声ということは、『ウルトラマン』に登場した、あの地球を訪れた事のある者と、同一人物(星人)なのだろうか(劇場版のザラブ星人とは、矛盾が生じるが、贅沢な悩みと言うよりは、嬉しい悲鳴か)。彼は、いかにして「人々の心」に挑んでくるのだろうか。その手腕により、判明を待つのみか。

ヤプール(黒ずくめの男)に呼ばれて出現したのは、ガディバに同化される前のエースキラー。しかし、この時には既に、右腕にメビウスブレスを模した形状があったのは残念。同デザインの名称のみの変更ではなく、メビウスキラーになった際に、通常の右腕のデザインからメビウスブレスのデザインへの変更、小技を利かせていた方が、こだわりのある『メビウス』の世界観ではなかろうか。

獣拳戦隊 ゲキレンジャー

第1話「野生の拳士」

アマゾン(山本大介)と、着ぐるみとしか見えないパンダが戯れる衝(笑)撃のつかみで、まさに”ジャガーショックだ♪”。

今年は、あと2人位は、メンバーが追加されるんでしょうね。伊藤かずえさんも、いずれは変身するだろうし。冒頭に奪われた腕輪も、「東映ヒーローネット」で商品化といったところか。

最近のキャラデザインは、最初から海外(パワーレンジャーシリーズ)を意識しているようで、日本発の戦隊らしさが失われつつあるようだ。日本の文化を上手く、消し去っているというか。だが、今回の戦隊はベルトを装着しておらず、「ライダー」との差別化、拳法を上手く表現しているようだ。

ゲキチェンジャーの玩具は大丈夫かな?案外、普段は身(拳)に着けにくそうで、戦隊マークも入っていないし。

平田裕香ちゃんも、ブレイクすると良いですね。

エンディング「道」は水木一郎さんが歌い、グッド。近頃のヒーロー番組の主題歌は、ガンガンのリズムが多くで「何を言っているのか聞き取りにくい」ものが多いからだ。

何はともあれ、新番組に期待すべし。

DXウルトラコクピット

「出撃!ウルトラゾーンの旅編」

ミライ隊員と共に、ウルトラ兄弟に遭遇するのが本ディスクだ。新撮のウルトラ兄弟も登場し、タロウ以外のマン~Aの4人は、人間体のオリジナルで声もあてられており、番外編というか、ファンなら、是非、抑えておきたい商品だ。

新マンの事を、『メビウス』のテレビ本編より先に「ジャック」と呼称する場面も重要なポイントだろう。

「ガイズ サリーゴー編」では、怪獣とのバトルや隊員の新撮部分でのつなぎには違和感を感じなかったのだが、本ディスクは、映像自体に違和感を感じたのが正直な感想だった。それは、ライブ映像にデジタル化(フィルム自体を修正・補正せずに、そのまま保存)したものを使用していなかったからだ。だが、タイムスリップという設定と、オリジナルではない(権利関係もあるのだろうが)BGMの使用が、逆説的に説得力をもたらしていたようでもある。

その意味での圧巻は、「タロウ」でのウルトラ6兄弟VSテンペラー星人での、ウルトラ兄弟のアフレコだろう。わずか数分とはいえ、34年の時を経て、人間体のオリジナル(+石丸氏)の声があてられていたのだ。是非、ディスクの追加発売に期待がかかる玩具である。

ウルトラマンメビウス

「第42話 旧友の来訪」

まさに、「ゾフィー編」といっても過言ではない本話。4度、繰り返して見ても、まだ飽きない。サコミズ隊長とゾフィーの宇宙空間での出会いを描いたものだが、『メビウス』放映開始時の、「ゾフィーの人間体が明らかになる。」という謳い文句は、今回の内容に変更され、「一心同体」ではなく「出会い」になったと思われる。

銀色の巨人の存在、人知れず、地球を守ってくれていた彼らの存在を目の当たりにしていたからこそ、ミライと同じ目線(暖かく見守る事も含めて)を共有出来るのだろう。(人知れず、宇宙で怪獣と戦う姿は『タロウ』第47話でも描かれているが。)

サコミズ隊長は凄い、「浦島効果」とはいえ、現役として2つの防衛チーム(「科特隊」、「GUYS」)で活躍しているのだから。モロボシ隊員、隊長を凌ぐ快挙かもしれない。

勿論、タケナカ参謀~最高総議長の登場は、「ウルトラの歴史」の生きた証、他の配役では出せない存在感。

遂に、解禁~登場となったゴモラとレッドキング。ゼットン同様に、『マックス』との兼ね合いもあり、スバリそのものではなく、同化した生物のデータ再現ならば、ゴモラの頭の両端の赤茶色も納得。『マックス』との差別化を考えれば、『ウルトラマン』の登場時のような茶色の彩色でなくてもかまわない訳だ(一体づつは別固体でも、世界観の表現に於いて)。

ますます、ゾフイーへの思い入れが増した本話である。

「メビナビ」で、「M87光線」を「えむ・はち・なな」と紹介していたが、現時点では、これが公式設定になっているんでしょうね。『A』第14話では、「えむ・はちじゅう・なな」(ヤプール)と紹介していたのにね。

テスト ザ ネイション

毎回、楽しみにしているのだが、今回は「人間関係」がテーマだった。

私の人間関係指数は、「84」で「やや不足」。だが、司会の古館さんが言ってたように、油断すれば下がるし、現状を認識して努力すれば上がるという事。終盤の「あなたならどっち」などは、人としての良識ある行動を考えれば、「正解」がおのずと判断出来るもので、正直に答えれば、マイナスポイントは致し方のない点をも示唆しての事なのだろう。

同率首位の「看護師」さんには納得。やはり、患者と接する機会が多いいからなんでしょうね。

おもしろかったのは、「愛想笑い」を見破るコーナー。「目は口ほどにものを言う」であり、やはり、不自然な顔の表情は、内心穏やかではないという事でしょうね。勿論、これらを知ったうえでの「活用」もあるのだが・・・。

復活 『必殺仕事人』

2月12日付の「スポーツ報知」(写真も掲載)でも報じられていた、15年ぶりに復活する『必殺仕事人』の記事。再放送でファンになった私にとって、『必殺』が、リアルタイムでお目にかかれる日がこようとは、嬉しい誤算である。放映日は未定だが、クランクインもされており、楽しみだ。キー局は異なるが、『仕掛人~』(フジ)、『闇の仕置人~』(日テレ)と制作、オンエアーされており、気配は感じていただけに、喜びもひとしおだ。

スペシャルとしての今回は、劇場版『必殺!主水 死す』の、後日の設定らしく、タイトルは『必殺仕事人2007』との事。主水が主役なら、これでタイトルは結構だが、幸運にも、テレビシリーズ化され、いずれ、主水が姿を現さなくなった時には、「仕事人」ではなく、「仕舞人」とか「渡し人」のように、是非、別のタイトルを用意してもらいたいものだ。「仕事人」の「冠」は、あくまでも「中村主水」あってのものだから。

そして、現状は厳しいかもしれないが、鮎川いずみさんにも出演して頂きたいですね。もちろん、秀や勇次も。また、「スペシャル」のみに登場した仕事人も。

私が懸念するのは、ジャニーズの新しい「仕事人」。3人の名前が上がっていたが、特に、思い入れも知識も持ちえていない。かつて、「ウルトラマン」が、16年振りに復活(『ウルトラマンティガ』)した際に、長野博(V6)さんが主役として迎えられた心境なのである。大丈夫?「ウルトラ」を利用してないよね?という具合にだ。

だが、それは取り越し苦労に終わった。真摯に取り組んで頂き、好感を持ちえた。続編の『ダイナ』においても、役割を真っ当され、、さらには『劇場版ティガ』にも出演。歌番組や、深夜ドラマ等に出演した際には、楽しく拝見し、応援できる自分になっていた。今回の『必殺仕事人2007』にも、同様の事を期待したい。

読書不足

私はブログの横帯覧(サイドバー)で、「本の紹介」と「DVDの紹介」を行っている。

いかに、読書をしていないかが、一目瞭然なのである。DVDソフトに比べて安価にも関わらずだ。

いつから読書を怠るようになったのだろうか。学生時代はあまり読まなかったが、社会人になってからは月に4冊位は単行本、文庫本を読む生活?が5〜6年は継続していた。

「坂の上の雲」、「世にすむ日々」、「次郎物語」、「太郎物語」、「ミステリーゾーン日本沈没」、「痴人の愛」、「変身」、「君の名は」、「坊っちゃん」、「我が輩は猫である」、「蜘蛛の糸」、「ビルマのたて琴」、「首都消失」、「檸檬」、「葉隠聞書」、「人間失格」、「走れメロス」、「銀河鉄道の夜」、「組織の盛衰」等。題名は出てくるのだが、内容は覚えていないものが多い。

かといって、全てが無駄とは思わない。保管スペースの兼ねあいで、その大半を処分してしまったが、店頭で手にすれば、たちまちに記憶が蘇り、あの頃にタイムスリップするに違いないからだ。

ゴジラ対メガロ

何かの懸賞で招待券を入手し、劇場で(怪獣映画はやはり、大スクリーンに勝るものはない)見たのが『ゴジラ対メガロ』だった。

原野で延々と続く怪獣同士の激突に、子供心にも「間延びした映画だな」と感じたものだった。生意気にも、ガイガンの再登場が無ければ、見所は皆無に等しいと思ったりもしたものだ。

お宝ソフビの影響もあり、メガロの有り難さを感じる昨今だが、友達との怪獣ごっこで、メガロやジェットジャガーが話題にのぼる事は無かったように記憶している。

それよりも、同時上映の『飛び出せ青春』のほうが印象に残ってしまったのだ。この時の「チャンピオン祭り」の対象年齢の設定は定かではないが、子供が湖の上で遊ぶ『ゴジラ対メガロ』の冒頭に比べると、妙に熱くむさ苦しいドラマが展開されており、夕方4時から再放送されていた同番組を見るキッカケにもなったのだ。

後に知ったのだが、本作のゲストとして第31話に、鮎川いずみさんが出演されていたとの事。その時は特に意識していなかったのだが、それから30年を経て彼女に魅かれるとは夢にも思わなかった。

大場久美子版の『コメットさん』には、ウルトラマン(セブン、タロウ、レオ)が客演しているのだが、その話数を1枚のDVDソフトにして「傑作選」として発売されている。同様に、鮎川さんがゲスト出演した番組を集めたDVDの発売を希望、妄想する昨今でもある。気長に再放送をチェックして、自分で作るしかないですけどね。でも、『水戸黄門』でのゲスト出演だと、部をまたがって何回かゲスト出演されているので、可能性だけはありますね。あくまでも、可能性だけですが。

モスラ対ゴジラ

リバイバル映画のお祭り「ゴジラ1983」では10本の「東宝特撮映画」が上映され、平成ゴジラシリーズの起爆材となった。

その中の一本、初見で涙したのが『モスラ対ゴジラ』であった。当時は情報や知識も少なく、モスラは蛾の怪獣で、キングギドラに比べると格好が悪い。その程度の認識しかなく、あまり期待はしていなかった。だが、中西純子(星由里子さん)が、インファント島で原住民に、ゴジラから日本を守ってくれるように涙ながらに訴える場面では落涙してしまい、以後の「ゴジラ映画」の見方を再認識させられた作品となった。

さらに卵を守った親(成虫)モスラの自己犠牲愛、新たな2つの生命(双子の幼虫)の誕生の神秘と、受け継がれ行く命の尊さを、ビジュアルでダイレクトに受け止められたのだった。

『モスラ』(平成3部作の第1作)では、親モスラが幼虫の眼前で、海に沈んでいく場面があったが、ここでも「愛情」、「親子の絆」等が見事に描写されていた。LD化された際には早速購入したのだが、やはり感動の涙を抑える事が出来なかった。

テレビ番組は、視聴率至上主義の制作体制で、「テーマ」無きドラマ作品が乱発される(せざるおえない)のが現状である。人間ドラマでありながら、生命の尊さが描かれない、描き切れないのは残念でならない。

轟轟戦隊 ボウケンジャー

「最終回」
受け止め方によっては、今までの戦い(プレシャスも含め)を否定するようなラストバトル。『愛の戦士 レインボーマン』のような衝撃でもあった。
そして、宇宙のプレシャスを求めて旅立った明石と、自分の気持ちに正直に同行した、さくら。
地球はブラックをリーダーに、ブルー、イエローの3人と、新しいレッドとピンクが見つかるまでという条件でシルバーが再びメンバーに。
来年の戦隊VS戦隊のオリジナル作品を睨んだような設定を疑う余地は無いだろう。2代目のレッドとピンクも見てみたいし、ガジャも復活するだろう。シズカも元気だし、リュウオーン(人間体)も生きているかもしれない。
定食の美味しさとはいえ、戦隊同士のVS作品も、そろそろ飽食気味。いっそ海外の「パワーレンジャー」のように、「マスクドライダー」を共演させてみては、いかがだろうか。『龍騎』以降は「一代記」のため、作品間の関連性、共演、客演は皆無(幼年誌にはオリジナル映像はあるが)である。ならば、その後のライダーを自然な形で見たいのである。ちなみに「海外版 仮面ライダー」は国内ではソフト化されていないようだが、一度はお目にかかりたいものである。オリジナル怪人は「スカイライダー」放映時に、『テレマガ』の付録に掲載されているのだ。
字幕とは別に、吹き替えを、藤岡氏、佐々木氏、宮内氏、(山口氏がいらっしゃらないのは、大変に残念でなりません。)速水氏が行ったら興味も倍増するでしょうね。

DXウルトラコクピット

プレイムービーシリーズ「ウルトラマンメビウス」の「DXウルトラコクピット」は、DVDプレーヤーと付属のコントローラーを使い、「ウルトラ兄弟」、「GUYS」の隊員と一緒に戦える玩具だ。

現在は、「ガイズ サリーゴー編」をプレイしているが、マリナ隊員は、プレーヤーを「新人くん」と呼んで、優しく指導してくれる。

ミライも優しく、失敗した時に励ましてくれ、一種の「癒し」というか、落ち込んだ時に、わざとミッションを失敗してでも、元気をもらえるようなソフトだ。

コントローラーは学習リモコンのようで、子供がコントローラーで失敗が続くような時でも、DVDプレーヤー本来のリモコンで「影」からの操作も可能で、何ともありがたいソフトである。

生物彗星WoO

第10話「ごめんね、小太郎」

WoOに対する、風評被害というか、昨今の報道疑惑を二重写しにしたような本話。

 父親は、マスコミ報道を安易に信じ、WoOを敵対視する世間の姿。

 子供 昨日からのWoOとの関わりから、事実を直視。

アイの好きな小太郎が怪獣に姿を変えさせられ、自らが守るべきWoOによって、彼を倒さなくてはならないシチュエーションは、昭和40年代の「円谷プロ」の王道の展開。

本作には、「信頼」、「友情」、「愛情」、「希望」、「勇気」等の、たくさんの「宝石」が鏤められている。「怪獣」というだけで、「幼稚」とか「子供だまし」とかの「風評」が絶える事はないが、「良質」な作品だという事実は動かせない。

かつての「ドラマ 愛の詩」の時間枠で放送して、子供さんの目に触れる機会を増やしてほしい作品である。

  PS 母は強い。マスコミの執拗な取材も「うるさい!!」で一蹴。

87円

先日、近所のディスカウントショップに行ったら、「87円」で、お菓子の詰め合わせが売られていた。

                「ミニカバンメイト」 ハローキティのミニハンドバッグ

                「いろいろリラックマ」 マスコットスタンプ

                「ダイノキングダム」 恐竜のゼンマイフィギュア

                「カバガラス ホルダー」 メタルホルダー&シール

       「ライチのグミ」

「グミ」以外は、すべて、食玩なのだが、どう見ても500円以上なのだ。今日、その店に行くと、同じものが「178円」で売られていた。残念!!

ウルトラマンメビウス 

第41話「思い出の先生」

ロベルガー二世を追って、地球にやってきた80。先の別固体と同様に、2人のウルトラマンによって倒されるが、強さを表すには見事な描写だ。

80のアクション時の「ポッ」という音も懐かしい。マイナスエネルギー~怪獣出現時の効果音も、「水曜 夜7時」へタイムスリップ。

最初は、教え子達との再会を避けていた80だが、ホーが取り持つ縁?により、矢的猛として、同窓会に臨む。彼らは、80(ウルトラマン)としてではなく、人間・教師・矢的猛に尊敬の念を込め「矢的先生」と叫んでいた。学校の教材にも適した作品だ。下手なドラマよりも、よっぽど心に染み入る。「桜ヶ丘中学校」は統廃合により無くなるとの事だが、ここを舞台にしたドラマの幕引きを暗に示しているのは、「悲しい現実」だ。

80の着ぐるみも、本放映当事に似通っているが、これは素材(ウエットスーツ)の近年の進化に近いせいだろう。気になったのは、胸部のライン(胸の厚みのテーパのライン)が、丸みを帯びている事。だが、劇中で解釈すれば、80も年を重ね、体のラインが丸みを帯びてきたという事だろう。

PS

ミライのセリフ「25年」

80出現を報じる新聞記事「27年ぶり」

同一の話数なのに、謎だ?

『ウルトラマンA 1972』

付属の「DVD」に収録されていたスチールの中で、印象に残ったのは、初見の関かおりさんの姿だ。3日間の撮影後に降板になったのだが、その間のものが公開されたようだ。映像が残っているのかは存じぬが、『A』がDVD‐BOX化された際に、特典DISCとして収録されるのであろうか。

「ウルトラシリーズ」には、製作当初に、何故か、このようなアクシデントを伴う事も多い。

『ウルトラセブン』アンヌ隊員の配役の変更。

『帰ってきたウルトラマン』の第1話の、撮影済みフィルムに傷があったらしく、撮り直し。

でも、このようなアクシデント、トラブルを乗り越えたからこそ、今の「円谷作品」の存在価値も増すのでしょう。関かおりさんに関しては、後に『A』にゲスト出演(第7話、第8話)され、「円谷プロ」のぬくもりを感じます。使い捨てではなく、一度、御縁のあった方を大切にする姿勢ですね。

また、変更後の女優さん(菱見百合子さん、星光子さん)も、それぞれ支持され続けており、偶然の産物とはいえ、強運を感じずにはいられません。

ライト付きペン

以前は、雑誌の裏表紙等に広告が掲載されていたアイデア商品の中に、「ライト付きペン」というのがあった。

ボールペンの先端に小さな豆球が付いていて、「暗闇でも文字が書ける。」との、うたい文句に心を踊らされたものだった。特に暗闇の中で文字を書く必要は無いのだが、たまたま、それを手にした際には、布団の中にわざわざ入り込み、書いてみたりしたものだ。
最近は、100円ショップでも販売しており、手軽に購入出来るのだが、なぜか、ライトは黄色系統が多いようだ。

光るものや、回るものに興味がわくのは、男性特有のものなのだろうか。その筆頭は、ホテルの回転云々ではなく、やはり仮面ライダーの「変身ベルト」だろう。やはりヒットするのは、ツボを得た商品(アイテム)である。
そういえば、ダンがセブンに変身する際にも、ウルトラアイが光り、渦巻いているのだ。

怪獣 ジャイアントサンダ

『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』のDVDに、「映像特典」として「怪獣 ジャイアントサンダ」が収録されている。劇場公開後に発売された、「8mmフィルム」と「ソノシート付きの絵本」を収録したものである。

「8mmフィルム」は、悪いガイラに対して、幼少の頃のサンダを成長させ、ガイラにぶつけるという、オリジナルの解釈、編集が成されており興味深かった。おおらかな時代の産物だろう。

「ソノシート付きの絵本」には、大ダコと共に、ゴロザウルスも登場するのは、サービス精神旺盛だ。「効果音」は、ナレーターが発しており、時代の空気を感じずにはいられない。「ひかり号がぶら下がっている」様子を「ウインナーソーセージみたいだと」表現する所は、笑ってしまったが、文筆家には敬意を表したい。

ラストは、サンダが「足取り固め」でガイラから勝利を収めるのだ。絵本のイラストは、元々のデザインのせいもあるのだが、サンダもガイラも子供心には怖いものだ。当時、これを買って欲しいといった子供は勇気がいっただろうし、お土産に子供に買い与えた親も猛者かもしれない。

節分の日

昨日は、「節分の日」だった。

昨年、『ファイティングエボリューション 0』(PSP)を購入し、この日を待っていたのだ。実は、「VS MODE」で、「ウルトラ超辞典60」のオニバンバを「スピリッツ」で使用すると、「節分の日だけパワーアップ」されるのだ。時間操作をしても可能だが、やはり、リアルタイムにこだわったのだ。

強い、ゼットンで発動させメビウスと対戦させたのだが、パンチ一発でも多大な効果があり、辛抱した甲斐があったというものだ(かなり、大袈裟)。

「節分」と言えば「豆まき」だが、まいた豆を拾って、年の数だけ食べると健康になれるという事で、子供の頃は、大人に比べて少ししか食べられず、その考え方に不満を持っていた(実際には、たくさん食べてたけどね)。最近になって思うのだが、床に落ちている豆を拾って、それを口にするのは、どう考えても不衛生である。豆まきの前に掃除機をかけても、根本的には変わらないと思うのだが・・・。

高山善廣

先日、『徹子の部屋』に高山善廣選手が出演していた。

脳梗塞を克服した体験を語られていたが、普段、水をあまり飲んでいなかったそうで、病気の要因のひとつとしてあげていた。お茶やジュースは飲んでいたそうだが、やはり水が大切らしく、私も意識して飲もうと思う。

プロレス人気が低迷するなか、外見の説得力だけではなく、理路整然と話しが出来る、超一流、最もプロレスラーらしい選手の1人である高山選手。

「新日対UWFインター」の対抗戦から注目していたが、全日マットで大森選手と「ノーフィアー」を結成してから魅力を感じ始めた。新日マットでのG1決勝戦(蝶野戦)も印象深い。
NWFが復活し、戴冠した際には、彼のプロレスに対する「愛」を感じ、プロレス界を託したい存在の1人になっていた。

見るだけで満足

私は、グルメに限らず、食べ物を紹介する番組が好きだ。レポーターが、美味しそうに食べているのを見ているだけで満足してしまうのだが、なぜか、自分で食べに行こうとは思わないのだ。本当に、見ているだけで満足しているのだ。お金と時間が無いからかもしれませんが。

先日、NHKの昼番組で「わんこそば」を紹介していた。私は、「おわん」の在庫が大変だとか、食器洗いも大変だろう等と思って見ていたのだが、大食いの人って、結構細身の方が多いようで、食べても、太りにくい体質という事なんでしょうね。

この日は、田中美奈子さんが挑戦?してましたね。この番組は藤波選手(「無我」)もよく出演(週替わりで)されるので、結構好きなんです。

「無我」といえば、新日本の原点、前座のような展開が多い(私は好きですけどね)のだが、移籍した西村選手には格好の舞台のようだ。いつの日か、リングの上で、新日本との対抗戦も見てみたいですね。

女性を大切に

ある大臣の発言「女性は子供を産む機械」が波紋を呼んでいる。学歴はあるらしいが、いったい人としての資質は?である。ちなみに「男性は子供を産ませる機械」なのだろうか。

私は、「大奥」のような所で働いているので余計にかもしれないが、女性の大切さ、素晴らしさを肌で感じる事も多い(もちろん、怖い一面もあるのだが)。

「女性軽視」とは、時代錯誤も甚だしいところだ。これからは、「企業」はもとより、全ての「組織」、「団体」に於いて、女性を大切に出来ないところは発展が望めないだろう。女性特有の感性を感じ取れない男性は、「鈍感」などの言葉では言い表せないしっぺ返しを自らがこうむる事になるだろう。

女性を弱者として扱う、こんな弱い者いじめの構図が、政界の発言としてあるようでは、日本の将来は・・・。

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