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ウルトラマンメビウス 第45話

「デスレムのたくらみ」

ジョージのセリフ「すまない、俺だけ戻って。」は、切ないものだった。人の心変わり、身勝手さを太田愛さんの脚本が見事に描き切っていた。生存していただけでも素晴らしい事なのに、それが自分の身に、マイナスの要因として降りかかると、手のひらを返してしまう、人間の恐ろしさを現しているのだ。

どんな状況にも仲間を信じるGUYSの仲間とは正反対であり、対比もお見事。使命を果たすために、命を投げ出す決意を固める「熱血バカ」あたりから、涙が出てき始め、ラストの「メビナビ」まで、泣いていた。毎回、共感、愛情、友情、歓喜、感動で泣いてしまう私だが、本話が最高(涙の量)だった。

ジョージの子供の頃の夢「ウルトラマンになる事」は、私たちも同じで、今でも本気で思っている事。「守るに値する星」のセリフは、郷ならではの重みを持つ。「GUYSという家があり、仲間がいる。」と共に、「怪獣使いと少年」を知っていれば、なおさら心に響いてくるのだ。ジョージが感じた何かは、郷の存在なのだろう。という事は、彼の憧れたウルトラマンは、新マンなのかもしれません。

今回、新マンが始めてテレビで「ジャック」と呼称された。個人的には、なかなか馴染めなかったのですが、デスレム(鳴き声が、ゼットンに似通っている)が口にするという事は、宇宙では周知の事実なのでしょうね。、メビウスも「ジャック兄さん」て呼んでいたし。

ゲスト出演のきくち英一さんの配役とセリフ「ウルトラマンが帰ってきた。」も秀逸で、2人の新マンが力を合わせて地球を守ってくれた本話でもありました。

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