ウルトラマンメビウス 第48話
「最終三部作Ⅰ 皇帝の降臨」
13体のインペライザーは世界の主要都市へ落下。「単種怪獣総進撃」といったところか。タロウとの共闘で、やっとの思いで打破した相手だけに、成長したメビウス(その後のレオとの出会いで会得した、きりもみ式の回転キック)が単独で倒した事実は、インペライザーの脅威を表現するにも十分である。さらに、メビウムダイナマイトまでも出さざる終えないが、エネルギーはここまで。ここでのCGによるダイナマイトの描写はお見事。綺麗な映像ですね。
ベッドの上で苦しむミライは、「脈拍、血圧、熱」共々、『ウルトラセブン』の最終エピソード(「史上最大の侵略」)を現体験した、脚本家の長谷川圭一さんならではだろう。人間体を維持するためにも、彼はエネルギーを消費している事を再認識させてもくれている。
サコミズ隊長が「総監」だったとは驚き。同世代のタケナカさんが「最高総議長」なのだから違和感は無いのだが、サプライズでした。かつての、人知れず戦ってくれているウルトラマン、ゾフィーとの出会いを語る。地球でのミライの戦いも、ある意味では人知れずの戦いでもあるのだ。
長谷川さんの脚本では定番の、ウルトラマンのソフビを握り締めての子供の姿には、何度遭遇しても、泣いてしまいます。
あの、タケナカ総議長から託された「ICカード」のようなものは、もしかしたら、サコミズさんの、「ウルトラマン」への変身道具?
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