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ウルトラマンメビウス 第47話

「メフィラスの遊戯」

メフィラス星人、今回は自前の宇宙船でやって来たみたいですね。前回(『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」)は手下の1人(バルタン星人)の円盤をひっくり返して使用していたという事なのか。

どこまでも、人間の心に兆戦してくる、まさに悪質宇宙人。本当に汚い、卑劣なヤツだ。メビウスの大切な仲間達との絆を断ち切ろうとしている。またしても、子供を利用して仕掛け始めた。グロマイトを出現させ、それを倒し信頼を得ようとするメフィラス星人。(『ダイナ』でも、似通った展開はあったが、これも長期シリーズゆえの贅沢なワガママというものだ。)だが、「怪獣(グロマイト)対超人(メビウス)対宇宙人(メフィラス)」の構図は、お見事。

窮地を救ったのは、かつて、ミライが友を思い、餞別代りに送った、それぞれの「ファイヤーシンボル」入りのグッズ等。見返りを求めずに、他人を慈しみ、思いやる心が逆にミライを救ったのだ。

ハヤタからウルトラマンへの変身シーンは、『マン』放映時の映像と効果音。『劇場版』との整合性は?だが懐かしさはひとしおだ。ウルトラマンの着ぐるみは『劇場版(Aタイプ)』とは異なる新造のCタイプ。ゾフィー(登場の話数により、異なるタイプも併用されてはいるのだが)と同様に、『劇場版』と同様の着ぐみの方が望ましいのだが、撮影時期が異なるため、着ぐるみの損傷劣化によるものなのだろうか。残念な点ではある。

賢いメフィラス星人は、3度目の兆戦を宣言し、またもや生き延びた。「ウルトラシリーズ」が続く限り、信憑性が増してくるから不思議だ。という事は、今回のメフィラス星人は、『マン』(第33話)に登場した星人と同一人物(星人)という事なのだろう。だが、皇帝はメフィラスの生存を許さなかった。恐るべし、エンペラ星人。

ラストでミライを支えるテッペイが感じたのは、ハヤタ(初代ウルトラマン)のようであった。

テロップでは「ハヤタ」と表記されていたが、「ハヤタ シン」という名前は、「新マン」の「ジャック」のように認めてはもらえず、テレビシリーズでは、オフィシャルとしては扱われていないという事なのか。

ウルトラ兄弟は地球を去るそうだが、地球の未来はいかに。オープニングには姿を見せてくれているアストラの出番はあるのか。

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