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『ウルトラセブン 超完結編 2002』 9

セブンが次に訪れたのが、ミクラスの故郷であるバッファロー星であった。猪突猛進のミクラスは、本来、闘争とは無縁の怪獣であったのかもしれない。「光の国」にも、地球のスペインによく似た、「マタドール 対 闘牛」の娯楽が息づいていた。ミクラスもまた、娯楽用のペットとして飼育され、「見せ物」に利用されるか、もしくは食料として飼育されているに過ぎなかった。

しかし、人工太陽「プラズマスパーク」を浴びた後のM78星雲人にとっては、食料としてのバッファロー星の生物は、さほど必要ではなくなったので、彼らは繁殖を続ける一方であったのだ。その頃から、ペットとして扱われるようになりつつあった。

美少女戦麗舞 パンシャーヌ 第9話

間違ってやって来た宅配ピザのお兄さんを、いきなり家に引っ張り込んで、味噌汁の味見をさせているけど、ちょっと無用心では?でも、羨ましいぞ。

変身して、八百屋で買い物してるけど大丈夫?さらに、母娘で同時に変身。『仮面ライダー』の本郷と一文字のダブル変身以来の衝撃かもしれない。「おふくろの味」を守るために、マザコン怪人の前(横から地獄突き)に立ちはだかるのだ。

だけど、決着の舞台は「食卓」へ。マザコン怪人の母親は、「韓国」ブームに乗っちゃってたんですね。しかも、「出張ホスト」云々まで。子供向け番組だったはずだけど・・・。

「まっとうな心を、ピュアウエーブ!」でマザコン怪人は元の姿に戻り、母親との誤解もとけメデタシメデタシ。

由美子さんが、義弟にフライパンを振り下ろした後って、余韻があって気になります。でも、義弟にとっては、由美子さんは「おふくろの味」とは物理的に距離がありますよね。

獣拳戦隊 ゲキレンジャー 修行その15

子供と赤ちゃんになってしまったジャンとレツ。ランママと3人の珍道中も楽しそう。

でも、まさかとは思ったが、ジャンは子供のままゲキレッドに変身してしまいましたね。頭はそのまま、体は子供。まるで、雑誌の特写記事のように。ある意味、完璧なコスプレかも。

海の拳魔を呼び出し、理央をカタから引き離そうとするメレだが。

仮面ライダー電王 第18話

良太郎の体調不良の原因が、自らの特訓と暴食だったとは。イマジンのリストラ問題にも意外な形で決着がついたようだ。

過去に置き去りにされた、敵のイマジン。彼らは、破壊攻撃の腕力(特殊能力)を持ち得てはいるが、本質的な部分に問題があるようだ。

「1、2、3、5、6、7、8、9、10」、笑っちゃいましたね、モモタロス。「いつかは数え間違えるとは期待していたが、「必殺技」のナンバリングには根本的に問題があったようで(『吉本新喜劇』のギャグみたい)。

「時間もの」は、どこに基準を置くかで解釈が異なりやすいが、子供達には少し難しいみたいですね。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 8

その御主人の苦悩を、「AI」を持つが故に同苦してしまうのま、カプセル怪獣の中でも、ウインダムだけであったのだ。セブンも、その事を知ってか知らずか、無言のまま彼を見つめていた。いったい、どれ位の時間が過ぎたのであろうか。2人は、言葉を交わす事は無かった。

やがてセブンは、メタル星を後にするのであった。両手を肘先から上にあげ、哀しげな音声を発しているウインダム。当然の事ではあるが、セブンが立ち寄った事は、M78星雲「光の国」には感知されているに違いない。長居は無用というわけだ。ウインダムの目には、光輝く透明の液体が溢れ、やがて、それは「しずく」となって流れ落ちた。セブンと共に地球に滞在したがために、「AI」に芽生えた感情の表れなのかもしれなかった。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 7

実は、メタル星出身の彼らには、ひとつの掟があったのだが、自分の御主人様を得て、この星を離れ、他の星に同行した際に、何らかのアクシデントが生じ、「AI」で制御不可能となる事態が起こらないとも限らない。

万が一にも御主人様に抵抗するようなケースが生じた際には、筐体と共に破壊する事を前提として、メタル星を離れるのである。カナン星人に操られた時に、何のためらいもなく、セブンに破壊されても当然のケースであった。しかし、セブンはそれを回避して、再び怪獣カプセルへと収納してくれたのであった。

それからのウインダムには感謝の念と共に、密かに、ひとつの自負心があった。自分のシルエットが、セブンに酷似している事に誇りを感じるようになったのである。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 6

ウインダムは無言のまま、セブンを見つめていた。「AI」を持つ彼の脳裏には、セブンが持ちえていない「ある、ひとつの記憶」が蓄積されていた。カナン星人との戦いで電子頭脳(実は「AI」)を洗脳され、催眠状態にさせられ、御主人であるセブンに立ち向かっていった時の事であった。

美少女戦麗舞 パンシャーヌ 第8話

やっぱり、バレてたんだパンシャーヌの正体。娘は鋭いけど、自然だね。

ケータイ怪人は、『バトルフィーバーJ』に出てきそうな怪人ですね(笑)。悪意の塊と化した携帯電話。コミュニケーションツールが、犯罪も含め、イジメや嫌がらせの道具に使われている事への警鐘だ。広義的に解釈すれば、「ゴジラ」、「ヘドラ」に続く、平成の落とし子と言えなくもない。

そのために、「少年少女の良い心」を吸い取っているが、吸い取られた方は悪い人間に。トータルバランスは変わらないという事か。

遂に?誕生した2代目パンシャーヌミニ。衣装は、ショップでのオーダーメイドだったとは・・・。現実的ですね。店員さんには正体バレバレなのでは。

生まれたてのミニラと同様に、ミニの光線が命中しなけりゃ親の出番という事で、ナマコからパンシャーヌへと元の姿に。

ミニのアイスカップ攻撃は良いですね、吊りの糸が見えてるところが。しかもオチは、金だらいのように頭上からケータイ怪人を直撃。でも、額のケータイをアイスラッガーのように使い反撃してきちゃったよ。

ケータイ怪人の元の姿の携帯電話ではなく、持ち主の女子高生を改心させて一件落着?

義弟がパンシャーヌの正体と思い込んでいた「寝たきり」のおばあちゃんの所へ、女子高生が赴く。しかし、彼女の優しい心に触れてではなく、「寝たふり」のおばあちゃんだったとは。さすがは、浦沢脚本!!

獣拳戦隊 ゲキレンジャー 修行その14

「技を捨てろ」そう言った後、バット・リーは何も言わない。共に踊り、舞うレツ。

「そもそも技とは、技とは何なんだ?」疑問を抱えながら、2人とも「雪国?」に行っちゃったよ。

「忘我な中に修行あり」、夢中になり意識せずとも身体が動けば、それが「真の技」という事なのだろう。それが、「技(意識)を捨てろ」の意であり、伝授したかった事のようだ。

ゲキバットと合体してゲキバットージャが登場。ゲキエレファントージャと同様に、語尾に「ト」がつかないと、「トージャ」につながらないようですね。後、モチーフになりそうなのは・・・。

仮面ライダー電王 第17話

遂に、イマジンにもリストラの時が。良太郎の体の負担を鑑みれば当然か。

高校を中退した良太郎と、彼の卒業後に結婚予定のあった愛理さん。彼女は大切な何か(記憶の一部?)を失っているようですね。

過去の良太郎と出会ったプラットフォーム(良太郎)だが、同じ時間に同一人物が存在するのは「タイムスリップ」ものとしてはヤバかったのでは。たしか、同時に消滅するはずだけど。やっぱ、時間モノは難解ですね。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 5

通常、「AI」を組み込まれたメカニック・モンスターは、ある一定期間の間、担当飼育者によって育てられる。その後に、各個体の差別化を図るために、担当飼育者の手を離れるのである。しかし、ウインダムと双子であった彼は、特殊なケースであった。更なる進化を目指して、担当飼育者の手を離れる段階において、その「AI」を、そのままコピーして筐体に移したのである。

メタル星のメカニック・モンスターの筐体は単なる金属ではなく、人工知能を有しており、「AI」を組み込まれた段階から、各個体の進化が行われるのであるが、この方法を使えば、進化の具合を制御する事が可能であると共に、初期の成長期間を短縮出来るかもしれないからであった。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 4

後に、メタル星と名付けられたその星は、ウインダムを始めとして、彼と同形状のものだけではなく、額の角が角張ったもの、体色の異なるものなど、様々なメカニック・モンスターが共存していた。実は、イカルス星人との闘いで、四次元空間に放り込まれ、回収不能になってしまった怪獣カプセルも、メタル星のメカニック・モンスターであり、ウインダムの双子の弟が収納されていたのだ。まず最初に、この星を訪れたのは、セブンの悔恨の思いからでもあったのだ。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 3

思えば、ウインダムとの出会いも、ここメタル星であった。恒点観測員として地球を訪れる事になった彼は、最初にメタル星を訪れ、最悪のケースを想定して、生命を持たないメカニック・モンスターを携帯する事にした。セブンが携帯している怪獣カプセルには、怪獣を縮小化して収納するだけではなく、持ち主の脳波に同調して、持ち主の行動・記憶を蓄積する機能を備えていた。しかし、それはウインダムに代表される「AI(人工知能)」を有するメカニック・モンスターに限られていた。

M78星雲の科学陣によって、「AI」の先端技術のテストケースとして、生命反応が無い星が選ばれた。

美少女戦麗舞 パンシャーヌ 第7話

わがままな娘に対して、「よそは、よそ。うちは、うち。(新庄由美子)」我が家でも、頻繁に飛び交っていた言葉ですね。良い意味でも悪い意味でも、他人や周囲と比較してしまう、自身の基準の無さが不幸の要因のひとつかもしれもせん。

丘ダイバーの正体は「魚介類(乱獲されたマグロ達の怨霊)」だったとは。確かにそうですね、私たちの食料である魚も、魚の側から見れば迷惑な話。他者の生命を食す事によって、人類は生きながらえているのだから、心理をついたストーリーだ。『ウルトラマンA』の最終回が、一瞬脳裏をよぎる。

丘ダイバーを演じた、パパイヤ鈴木さん(特別出演)て、凄いですね。若い頃の面影はなく、ふくよかなお腹と頬が魅力の、普通の中年のおじさんだけど、見てるだけで癒されてしまいますから、あら不思議。

食事の前の「いただきます。」、大切ですね。その意味を再認識させられました。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 2

彼は、少しの休息を取った後、メタル星に立ち寄っていた。遠くから見れば、銀色に輝くこの星は、そう、ウインダムの故郷である。ザバンギとの闘いで、ミクラスと共に傷ついた彼であったが、怪獣カプセルの中で自己回復治癒をしており、元気にカプセルから姿を現した。セブンは、これから自分に降りかかるであろう苦難、困難の数々を彼に強いる事に抵抗を感じ、長年の戦友を故郷に返すために、ここメタル星を訪れたのであった。

セブン「もし、ウインダムが居なければ、地球を地球人を守りきる事は出来なかったかもしれない。」

事実、時には自らが傷つき、犠牲になりながらも、セブンを擁護したのは、地球人の知るところでもある。

これからの旅は、セブン個人の私闘であり、ウインダムの身を案じての事だった。しかし、もし、彼らの協力が無く、闘いの終焉が違うものになっていたとしたら、地球に留まれたかもしれないという、疑念が一瞬とはいえ脳裏をかすめてしまうのも事実であった。

獣拳戦隊 ゲキレンジャー 修行その13

ルーツ(クンタ・キンテではありません)とラスカ、折角のデザイン対比(片羽と半顔)、合わせ鏡のような「2対1組」のデザインなので、それぞれのモチーフとして巻きついている首のデザインも、統一して欲しかったですね。

「空を飛べれば」、とのランのセリフ。にゃんこ先生、ではなくマスター・シャーフーが紹介したのは、拳聖バット・リー。

『マジンガーZ』が空飛ぶ機械獣に何度か苦渋を舐めさせられ、アフロダイAのミサイルを利用して飛行し、ジェットスクランダーが完成したように、何話かに渡って、空を飛ぶ展開に持っていければ、もっと感情移入しやすいでしょうね。

仮面ライダー電王 第16話

社長も困りますよね。良太郎の態度が、ああもコロコロと変わっちゃうと。「酒癖の悪さを治す」と願う社長って、結構イイヤツじゃん。

イマジンは、契約者に関わりのある人を亡き者にするという解釈のようだ。

今回は夜桜の中での戦いだったが、電王の両目が、ここ一番で内面から発光すれば(『仮面ライダー』のCアイのように)、もっとカッコイイでしょうね。

「にんにく+わさび」のおにぎりを平気で食する愛理さんは、「激辛王?選手権」にエントリーしても活躍してくれそうですね。

でも、本当の事件は、隣の「質屋」で起きていたのでした。愛理さんが簡単に、銭湯に入り込めたのも、これで納得です。ハイ!

美少女戦麗舞 パンシャーヌ 第6話

地底人のペットの正体が人間で、ペットが地底人だったとは・・・。

しかも、地底人は青白い足首オンリーの姿に目と口が・・・。

ある種の「目玉のお子さん」みたいだ。地底人なので、地に「足」が着くとの意で、あのようなデザインになったのだろうか。パンシャーヌはカワイイと言っていたけど・・・。

泥団子のラリーの応酬は、モロに吊りによる特撮だったが、味わい深くて良いですね。パンシャーヌの世界観にもマッチしているし。「不思議な癒し空間」は健在だ。

『ウルトラセブン 超完結編 2002』 1

「宇宙の秩序を守るべき者として、決して、やってはならない事をしてしまった以上、M78星雲の仲間達は、私を許さないだろう。」

これは、地球人を守るために、自らの運命を賭けてまでも戦わざる終えなかった、M78星雲人(恒点観測員340号)の最後の物語である。

ザバンギとの闘いを終え、ノンマルトの末裔との誤解も解けぬまま、フルハシと別れを告げ、第2の故郷である地球を後にしたウルトラセブン。

『ウルトラセブン 超完結編』 「あとがきを先に⑦」

PS 雑誌連載の『仮面ライダーSPIRITS』は、TVシリーズのデザイン(衣装)を忠実に描いており、大好きな作品のひとつである。私には、「絵心」はないが、一生の間に、『ウルトラセブン 超完結編』を、「私自身の手で描き上げてみたい。」と、密かに決意してしまった昨今である。                                2002年8月21日 完成  2003年2月10日 改定

以上が「あとがき」である。ご存知のように、その後「ウルトラ」でも、『ウルトラマン ストーリー 0』が連載を開始し、私達を喜ばせてくれてもいる。

『ウルトラセブン 超完結編』は自分で書いたにも関わらず、なかなか読み直す機会も無いのが現状だが、本ブログに記載する事をきっかけに、再度、読み直してみたいと思う。

恐竜100万年

廉価版のDVD(期間限定もあるが)が普及され、古典的な名作が安価で購入出来る昨今である。今回も例外に漏れず、GWに近所のディスカウントストアで999円でゲット。

『恐竜100万年』は1967年に製作されたカラー作品で、『キングコング』(モノクロ)が1933年の製作なので、技術の進歩は、それなりのものがあるようだ。

恐竜の動きは、着ぐるみではなく、海外作品に多いコマ録り撮影なのだが、近年のCGと比較しても、決して劣るものではないと思う。アナログ的な優しさとでもいうのだろうか、「子供だまし」とか「ちゃち」とかという言葉とは無縁の映像美なのである。

物語は、邦題に『ONE MILLION YEARS B.C.』とあるように、決して恐竜がメインな訳ではなく、人類が生き抜いていく中で、部族同士の争いが行われ、それらを遮るのに恐竜達が登場するような展開なのだ。また、単なる巨大生物が数種類登場するのもお楽しみ。プテラノドン同士の戦いは、前後の展開も含めて、お見事である。

結婚!ウルトラマンコスモス

「テレビシリーズ」で最長話数、並びに「劇場版」も3本(4種類)が製作され人気を博した『ウルトラマンコスモス』で、春野ムサシ隊員を演じた杉浦太陽さんが結婚との事。

番組終盤に於いてトラブルに巻き込まれ、一時は番組中止に追い込まれた事もあるだけに、今後の幸せを切に願うものである。「ウルトラ」の役者さんには、子供たちに継続的に「夢」を与えるという点においても、「人生」の成功者になって欲しいですね。

仮面ライダー電王 第15話

ガンフォームとなって、人間を始末しようとするリュウタロス。契約者である人間を守るイマジン。不思議な逆転の構図だ。

不思議といえば、本話も愛理さんの天然ボケが炸裂。警戒網を(決して強行ではなく)突破し、人質の良太郎に差し入れを持って行ったのだ。でも、彼女は、以外な大物なのかもしれません。物事に動じない、強い精神力を持っているのでしょう。

大柴隼人さんも元気な姿を見せてくれて嬉しいですね。『メガレンジャー』(当時は大柴邦彦)の頃とは雰囲気も変わったようで。

ガンフォームといえば、斬新なデザインだが、展開する肩部等が『ロボット刑事』のブローアップに似てますね。ここにも、石の森先生に対するオマージュがあるのでしょう。

獣拳戦隊 ゲキレンジャー 修行その12

「死闘の中に修行あり」、今回は、悪の親分・理央も修行するんですね。悪い方が、自ら強くなるために特訓するというのは、比較的少ない展開には違いない。だけど、自らが蘇らせた拳魔カタに利用されていたようですね。所詮、若造は老獪なベテランには敵わないという事か。

主題歌が、劇中で流れるというのが良いですね。やはり、ヒーローものは、こうでなくっちゃね。世間体を気にした(勿論、タイアップのメリットは、それなりの効果もあるが)有名な?歌い手の歌詞よりも、ヒーローの名前、必殺技を連呼しなくては。それこそが、「王道」でもあるのだ。

巨大化したナギウは、苦し紛れに「ウナギツイスト?」をゲキトージャに仕掛けたけど、これって自分の身体がヌルヌルの時には効果が無いのだから、必殺技ではなく単なる思い付きなのでしょうね。

拳魔カタを打ち破り、手を組んだ理央。自らの絶望を食らいパワーアップしたのだが、悪とはいえ師弟を描くとは、お見事!!

訃報 ソガ隊員

『ウルトラセブン』でソガ隊員を演じられた、阿知波信介さんが4日に亡くなられたそうだ。

『セブン』生誕40周年云々は御本人にとって、どの程度のウエイトを占めていたのかを知る由はないが残念でならない。自殺との報道だが、やはり1人の人間の尊い生命が、この世から失われるのは、遺憾ともしがたい。我々の計り知れぬ、数多の苦悩を抱えた上での、止むに止まれぬ決断だったのだろうが・・・。

今後は「映像」の中でしか、お会いする事が叶わないが、彼の功績が失せる事のないよう、心から御冥福を祈るしかない。『セブン』の大ファンでありながら、己の無力さを実感させられる悔恨である。合掌。

『ウルトラセブン 超完結編』 「あとがきを先に⑥」

キャラクターデザインの素晴しさ、故金城哲夫氏を中心とした絶妙のストーリー(問題提起、教訓、人の性)、特撮映像、ミニチュアワーク、作品の世界観を見事に表現したBGM、ダンの生き様とアンヌのラブストーリー等、どこを取ってみても素晴しい作品に、初めて出会った時のインパクトと共に、「噛めば噛むほど味が出る」作品である。

現在は、数々のソフトが出回り、「この時間に見逃したら、もう2度と観られない。」と、「一期一会」の精神で拝見し、録音した音声のみを頼りに感激、感動を再現するしかなかった当時だからこそ、余計に生命に刻まれたのかもしれない。

何はともあれ、『ウルトラセブン』は永遠です。

『ウルトラセブン 超完結編』 「あとがきを先に⑤」

思えば、私と『セブン』の決定的な出会いは、高校生の時だった。勿論、それまでに『Q』、『マン』、『セブン』等、全ての「ウルトラシリーズ」を観ていた。そして、高校生の時、再放送を観た『セブン』の最終回をカセットテープに録音し(当時は、ビデオデッキの普及がまだまだであったため、我が家には無かった)、夏休みに朝から晩まで聞いていたのが大きな転機だった。収録した約25分間のセリフとBGMを暗記してしまった頃には、完全に『セブン』の世界にはまってしまっていたのだ。

『ウルトラセブン 超完結編』 「あとがきを先に④」

だが、当時の主役が登場するだけでもありがたい事なのかもしれない。そうまでしてでも、客演してくれた当時のスタッフの御苦労が解ってきたのは最近の事である。

歴代のウルトラマンが総登場する回は、たとえヨレヨレの着ぐるみでも、新マンの手袋が赤くなってしまっていても、ワクワクしたのは事実だった。他の回よりは、気合を入れてチャンネルをセットしたものだった。再放送での漏れを無くすべく、サブタイトルの話数をチェックする習慣を覚え始めたのも、度重なる再放送とマニア、ムック本の出版の恩恵である。なかでも、「ファンタスティックコレクション ウルトラセブン」の存在は、それまで「ジャリ番」、「子供が見るもの」と世間から定義付けされていた「特撮ヒーローもの」のファンにとっては、衝撃の発刊であった。

美少女戦麗舞 パンシャーヌ 第5話

サブタイトルは「熟年離婚戦争」だが、番組視聴のターゲットは子供じゃないのか!?

お尻をかきながら、アクビ。さらにうたた寝。美人がこんな姿だと、身近に感じられて良いですね。綺麗だけど、生活感があって。

変身シーンって、改めて見ると、何か「神秘的」ですね。戦闘開始という雰囲気も皆無に感じられるし。今回は、炊事用のゴム手袋までして、夕食を作っちゃいましたね。

「ママの作り笑い大好き」、鋭いね、娘っ子は。だけど、更に大笑い。パンシェーヌの匂いと、近所のおばあちゃんの加齢臭の匂いが一緒との、義弟の言葉の後だけに。(蓄膿だったんですね、義弟は。)

娘と祖父母は御寿司屋に。魔法が無駄遣いになっちゃいましたね。「復讐するはデブにあり」、由美子さん、やけ食いで、旦那に密かに復讐を誓うが、旦那はいい迷惑だろう。さんざん、飲み食いした孫に、「熟年離婚」しないかと言われ、2人は入れ歯を外して大慌て。私は、食事しながら見てたけど、浦沢さんの、途切れる事の無い展開に、醤油を思いっ切り、ぶちまけてしまったよ。

祖父母は歌舞伎メークで、番長とスケ番に「変身」しちゃったけど、健介さんと娘にも、由美子同様に、「変身」能力があるのだろうか。

町内の人々から、過去の仕打ちに対しての仕返しを受ける番町とスケ番。お見事な風刺というか、原因結果の法則。だけど、パンシャーヌの力で、皆さんは体育座りをさせられちゃいました。延々と続く2人の喧嘩は、更に更に続くので゛した。パシャーヌもサジを投げちゃったしね。矢吹春奈ちゃん、グングンと高感度が、アップ!アップ!でーす。

獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その11

ランちゃんに、ちょっかい出しちゃって。象のマスターはセクハラ親父(バエと美希さんにも、エロファントと呼ばれるし)みたいですね。

「遊びの中に修行あり」、魚釣りを通して、鉄球の技を身に付けさせる事をお見通しのランちゃんだが、針はゾウさんの体に引っかかった。かなり、古典的なお笑いだ。だが、心構え(余裕を失わない)を間接的に学んだのだ。

ゲキエレファントは、CGで描かれているようだが、『ガオレンジャー』(ガオエレファント)の頃と比べても、同じゾウがモチーフでも、違和感も少ないようだが、合体前の立体物にも未練があるのは私だけだろうか。

美希さんも心配してたけど、ランちゃんの笑顔が全てを物語っているのでしょうね。

仮面ライダー電王 第14話

コーヒーを飲むために、リュウタロス出てきちゃいましたね。

やるべき事が「頭に入ってくる」イマジンの特性。デンライナーの車掌になるために、良太郎を倒そうとしていた。しかも、リュウタロス(自ら名乗る)は、ウラタロスが取り付く直前に。モモタロスに次ぐ、先輩格という事だ。何とか団結して、リュウタロスに立ち向かう3色トリオ(モモタロス、ウラタロス、キンタロス)。

結局、お姉ちゃんが泣くのを見たくが無い為に、打倒!良太郎を思い留まった?

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