とうとう、「最終回」を迎えてしまった。
リビングで額を付き合わせる、新庄家の3人。耐え切れず、理沙が家を飛び出す。やけ食いするパンシャーヌ・ミニと対峙するパンシャーヌ。子供と大人の立場からの主張を押し付け合いながら(大爆笑)、互いに緩い光線技を放つが、そこに超悪デビルが参上。パンシャーヌの心が彼に傾いてしまい、「愛されてない」と嘆くミニ。「シロガネーゼー・アタック・ミニ」光線は、超悪デビルのアイマスクを真っ二つに。
正体は、やはり健介さん。2人の正体を最初から知っていたそうだが、彼女達は彼の正体にも気付いていなかった様子。おいおい、大丈夫かよ。家族で変身、コスプレ?一家なんて、楽しそうですね。
健介さんも、神様と会ってたんだ、居酒屋「源さん」で。神様によると、昔は「美少女仮面フローレンス」なんてのも居たそうだが、なんと、女子高生時代の由美子さんだ。と言う事は、彼女は足掛け10年位の、スーパーヒロインなんだ。しかも、2タイプの。
結婚生活に恵まれ安住してしまった、彼女の輝きを取り戻させるために、健介さんは神様に10万円(この金額設定は、神様のツケの額!!)を支払って(金、金、金の世の中ですからね!)、彼女は再び戦いの戦場(ちょっと、格好が良すぎる表現!!)へと。今回も、上手く「総集編」的な構成にまとめながら、健介さんの行動を回想(もちろん、新撮)している。母娘の激闘による疲れから生じてしまった家庭崩壊を防ぐために、健介さんは神様に懇願する。だが、1クール(13週)は最低限、スーパーヒロインを辞められないと神様は拒否。本当に、テレビ的な会話の、浦沢さんの脚本には驚きだ。
2人を説得してスーパーヒロインを辞めさせるために、さらに10万円を支払わされ、超悪デビルが誕生したのだ。しかも、会社を辞めてまで・・・。かなり、大変な展開、状況ですね。しかも、家族の怒りの鉾先は、計20万円をせしめた神様へと向けられた。シロガネーゼ・アタツクを神様に浴びせ、一件落着?
そして、物語は「仮面一家の旅立ち」(幻の第14話?)へと。変身したままの3人に、ペットとして扱われている(飼われている?)神様。健介さんは、再就職も決まったようだが、ミニは学校で光線技を使い、パンシャーヌに窘められていた。会社も学校も大変でしょうね、コスプレしたままの人が溶け込んでしまうと。
あっと言う間の全13話でしたね。物語が再開できるままでの最終回だけに、ゴールデンタイムで「特番」にも期待したいですね。10年後くらいに、ミニが成長した姿(もちろん、演じるのは北山向日葵ちゃん)を見てみたい気もします。
現行の「特撮番組」が「戦隊」と「ライダー」だけになってしまうのは、やはり寂しいですね。
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