『ウルトラセブン 超完結編 2002』 32
広大無辺に拡がる大宇宙。その秩序を守ろうとする者がいれば、逆に、意図的に乱そうとする輩が存在するのも、偽りの無い事実である。その数は、決して少なくはない。今のセブンが前者に当てはまるかどうかは、さておいて、この事件を利用しようとする者は、先のザラブ星人以外にも数多く存在していた。
ここナックル星でも、セブンが汚名を浴びている今こそが、地球侵略の好機と捉え、謀略を計ろうとしていた。そう、坂田兄妹を惨殺し、郷秀樹の心の動揺を誘い、1度は新マンの打倒に成功した「暗殺宇宙人」である。ナックル星人達は、敗北の因を冷静に分析していた。その大きな要因は、なんと言っても新マンを処刑する際に出現した、初代マンとセブンの存在であった。
あの時に、2人が新マンの救出に現れなければ、計画は見事に完遂していたのだ、この機に乗じ、その内の1人、セブンへの復讐を開始しようとしていた。
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