カテゴリー

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

ザ!世界仰天ニュース

8月29日に放送された『ザ!世界仰天ニュース』を見て、仰天した。新聞のラテ欄に「仮面ライダー集合」とあったのだが、「平成ライダー」中心の、懐かし特集程度に思っていたのだが、嬉しい誤算、サプライズだった。

収録スタジオで暴れ、昔ながらに(懐かしい!)子供を襲うショッカーの骨戦闘員。そこに登場したのは、「仮面ライダーV3 宮内洋 60歳」、「仮面ライダーX 速水亮 57歳」、「仮面ライダー1号 本郷剛 藤岡弘、61歳」とのテロップでも紹介された御3人。藤岡氏のみ、変身前の名前が紹介されていたのだが、「猛」が「剛」と誤記されており残念。

この3人の組み合わせは珍しく、貴重だと思う。藤岡氏と速水氏の競演は、『仮面ライダーストロンガー』の最終回のみだからだ。劇場版『五人ライダー対キングダーク』では、新1号ライダーは声のみをあてており、本郷猛は登場していない。また、速水氏のライダーとしてのバラエティ番組への出演も珍しいと思う。今回の白眉かもしれません。どんどん、出演して欲しいですね。

シオマネキングも登場するのだが、戦闘員も含め、ショッカーベルトの留め金は「馬蹄形」ではなく、近年の変身ベルトに倣い、留めの部分が露出しないタイプになっており、外観のデザインバランスとしては違和感を感じずにはいられない。技術の進歩とはいえ、ストロンガーの眼部を貫通した穴から、カブトのような複眼にしてしまったような感じだからだ。やはり、当時のテイストは大切にしてもらいたいものだ。

3人ライダーは、変身ポーズを披露。お馴染みの流れだが、ゲストとしてのトークへと移行。Xライダーは扱いが難しいと思ったが、中居くんが見事にフォローしており好感が持てた。今回、響鬼の細川さんは、少し損な役柄だったかもしれません。

ほとんど中抜きの後、ラストはお宝としてのライダーカードを紹介。V3カードに100000円の値段がついてました。ライダーカードは500枚位所有しているが、V3カードは20枚位しか持っていないので残念!!

宇宙戦争

1953年のアメリカ作品。『ゴジラ』の前年に公開された作品だ。「宇宙船(廃刊)」の記事で知ってはいたが、未見だった。500円のDVDを書店で見つけ、早速購入。

字幕だが、画像は綺麗だ。火星人の地球侵略を描いたものだが、火星人の全身の姿は1カットしか登場しない。しかも、その姿を目にするのはヒロインだけだ。ラストに腕だけは皆が目にするのだが・・・。

たしか、円盤の名前はマーシャンズ・ウォー・マシーンだったと記憶しているが、まだ「宇宙船」を読み返してはいない。投稿ページに、フルスクラッチでの作例も掲載されていたと思うが、後の楽しみにしておこう。

やたらと、光線(見た目は火花)の映像と並んで効果音が耳に残る。群集の暴動も丁寧に撮られている。火星人の弱点を探す主人公が、入手した血液サンプルを暴動で失ってしまい、尺が残り5分になっても、対策が講じられない。原爆の猛威にも屈しない火星人だが、何と突然、円盤が落下を始める。地球上の細菌に対しての抵抗力が無かったのが原因だ。衝撃の結末である。時代の成せる技だったのかもしれない。

3基で群れになっての円盤の行動にも回答は無かった。地球は救われたようだが、原爆投下の後の方が大変なのではなかろうか。近年リメイクされたそうだが、それよりも放射能汚染により、新たな怪獣が誕生し、死んだはずの火星人も生き残っており、突然変異の「続編」の方が良かったのではなかろうか。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 43

「よく来たな、セブン。貴様の好きな、この地球が、お前の墓場となるのだ。」

ナックル星人がそう言い放つと、メカブラックキングが襲い掛かる。

「相変わらず、卑怯な手段だな。」

セブンは心の中で叫ぶが、うかつに攻撃など出来るはずもない。メカブラックキングの体内には、フルハシ、アンヌとレオ兄弟。そして、レオのテレパシーにより、初代マンが居る事も解っていたからだ。

ドクター・フー

8月21日(火)、19時よりNHK教育テレビでスタートした『ドクター・フー』。メカニコングが出てくるのかと思ったが、やはり登場しなかった。当たり前か!

イギリスBBC制作によるSFX番組のようだ。第1話は「マネキン・ウォーズ」。懐かしの「ファミコン・ウォーズ」と紛らわしいサブタイトルだ。溶鉱炉のような親分が登場していた。

主人公の青年、ドクター・フーは1930年代の公衆電話ボックスで、各時代を駆け巡っているようだ。見かけは青年だが、様々な時代に顔を出している。史実に関わった写真が残されているのだ。今回は、ローズという女の子が仲間に加わるのだが、母親と彼氏を置き去りにしての思い切った行動に出たのだ。彼女の過去の人生観がトラウマになっている部分もあるようだが、それをバネにしてローズの成長物語も描かれていくのだろう。

対象年齢は定かではないが、今回はマネキンとはいえ、多少リアリティのある首(設定はマネキン)が用いられていた。『Xファイル』と『アウターリミッツ』の中間位なのだろうか。第2話は『スタートレック』に登場するような宇宙人?が登場するようで「本格的なSFドラマ」に期待したいものだ。

仮面ライダー電王 第30話

冒頭から愛理さん大激怒!!日頃、笑顔の人って、怒ると本当に怖いですね。良太郎を思っての特性ドリンクの匂いが、異臭騒ぎになっての姉弟ケンカでした。

ゲストの林剛史さんはデカブルーを演じていたので、今回はブルーバートイマジンと契約(させられた)。ブルーつながりですが、何か「幸福」を招いてくれそうなネーミングですね。顔はカゴで覆われているが、戦隊怪人のような発想だ。今回は、火球をぶち込み、花火を見せた事にしていたが、最近のイマジンは契約の完了が強引になってきたようだ。これなら最初から何もせずに、脅迫して「契約完了」させれば効率的なような気もするのだが。

残り1枚のカードを河に放り投げる侑斗。デネブとの信頼関係は、ゼロノスへ変身出来る事云々ではないという事だ。後で、2人で仲良く?探してましたけどね。

今回は、飲み物につられ?4人の心が何とかひとつになり、クライマックスフォームが誕生。ウルトラマンのように、変身(最強フォーム)への枷も、見所になりそうですね。一人合体ライダー(ハカイダー4人衆はガッタイダー)といったところでしょうか。

獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その26

ゲキレンの3人と戦うゲキバイオレット。いきなり仲間割れかとも思ったが、案の定、訓練でした。レッドはゲキバズーカを撃っちゃいましたけど、バイオレットは同等の力を持っている事が表現されていた。しかし、というか、やはりジャンの獣人度(『仮面ライダーアマゾン』の怪人ではありません)は、ゴウを上回っているようだ。

ブトカとワタガクは再生しましたね、マクのおかげで怒臨気兵としてですが。やはり前回の登場での扱いが短めだったので、伏線だったのかもしれません。カラーリングを変更してますが。

「獣拳お悩み相談所」、スクラッチの機関とはいえ、遂にヒーローもカウンセリングを受ける時代がやってきた。知的なマスター・ゴリーにはうってつけだ。まさか、理央までやって来て来るとは。俺はマクに勝てるのかと訊ねていたが、人にものを聞くには少々態度が大きいような・・・。

遂にジャンの悩みが解決し、4人の並び(立ち位置)が確定。4人のゲキレンジャーが誕生。是非、カルテットと名乗って欲しいのだが、言葉の響きが軽いので無理なのだろう。

ゲキバイオレットは、「紫激気技」で、ゲキタイガーとゲキジャガーを呼び出しゲキトージャを完成させた。「1人獣拳合体」だ。これで4人というより、6人分の戦力を保有した事になるようだ。

理央は「神」を求め、「獣拳の聖地」である「獣拳郷」へと赴く。

今回からエンディングが通常のものに戻っていたが、放送日時が遅れての地域を考慮してのものなのだろう。前回までの数回の『劇場版』の映像は、再放送では通常版に差し替えられるのでしょうね。「大ヒット上映中」のテロッブを「劇場版より」、に変更した方が嬉しいのですが。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 42

駆けつけたウルトラホーク3号も、攻撃などする事は出来なかった。フルハシの持つ携帯電話は、外観は一般仕様であるが、内部には「地球防衛軍」専用回線のチップが組み込まれていた。一定時間ごとに、本部のコンピューターからアクセスするのだが、その発信パルスが感知出来ない時には、自動的に人工衛星が、その消失地点を知らせる機能が内臓されているのだ。勿論、その後の移動により感知出来ないケースも考えられなくもないのだが・・・。

ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団

現在、国内で「廃盤」になっている「円谷作品」に『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団(白猿ハヌマーン&ウルトラ兄弟)』がある。海外プロダクションとの裁判、主人公の少年の過激なセリフが原因とも言われている。

以前は、ビデオ&LDが国内でも販売されており、筆者はビデオを何とか購入していた。都市部を中心に、第3次怪獣ブームの際には「劇場上映」もされており、パンフなどは貴重な資料だろう。ウルトラ6兄弟がハヌマーンと共に、「ウルトラセブン」のBGMにのって、延々と怪獣とバトルを繰り広げ、それなりに楽しい内容でもある。

『ウルトラセブン』第12話と同様に、見られない状況なので尚更に観て見たいというのがファン心理だろう。『セブン』第12話は、先日視聴する機会に恵まれ(「夕焼けロンちゃん」の『ウルトラファイト版』は所有)、何種類かのバージョンが存在するのだが、是非デジタルウルトラプロジェクトで発売して欲しいものだ。現在、本映像で儲けている(違法ですが)のは、円谷プロ&ソフトメーカー以外の人間なのだから本末転倒である。

発売すれば、クレーム必至(これに事前に対処出来る時代になったようにも思えるのだが)なので困難を伴うのであろうが、「蘇る封印映像」に於いての、ひし美ゆり子さんのインタビュー(満田監督にDVD化を直訴)に密かに期待しているのである。

かいけつタマゴン

小学校の低学年時に、スヌーピーグッズを集めるのが流行っていた。と言っても現在のようにキャラクターグッズが氾濫している時代ではなく、文房具類が中心だった。

ほぼ同時期に私が、「特撮」以外に好きだったアニメに「かいけつタマゴン」があった。たしか主題歌は「たまご食べたらタマゴン♪怪獣産んじゃうタマゴン♪なんでもかいけつタマゴン♪」だったと思う。5分間の帯番組だったようで、タマゴンがお腹からたまごを出して、その中から目的に応じた怪獣が登場していたように記憶している。ドタバタのギャグアニメだったと思う。プラモも発売されており、私はプーラを組み立てた。文字通り、口がプールになっていた。

DVDは発売されているのかな。もう一度観て見たい数少ないアニメのひとつですね。

劇場版 電王・ゲキレンジャー

やっと劇場に足を運ぶ。暑くて、暑くて、外出も躊躇われる昨今だが、観客は私を含めて4名。以前、2回、貸切状態(観客は私1人のみ)だったので、今回も狙っていたのだが・・・。

「ゲキレンジャー」

特撮のセットは素晴らしい作り込みでした。破壊するのが惜しい出来だった。生身のゲキレンに対してメカンフー。定番の設定ですね。『鬼太郎』の大海獣や「ゴジラ」「キングコング」に対する、それですね。敵のメカンノンは腕が6本で、ゲキレン3人分とイコール。もしくは、それを凌駕していたが、理央とメレが力を合わせる事により勝利するという、わかり易い構図。でも、リンライオンが合体した上半身は、見るからに重そうでしたね。

理央はカッコいいですね。同性からも好かれるキャラなので好感もてます。小野真弓ちゃんも好演。テレビシリーズのゲスト出演に期待がかかります。テレビシリーズと同じOP&EDの歌が、やはり燃えますね。馴染みの音楽の方が、感情移入も早いというものだ。

「モモタロスのなつやすみ」は、見事な構成でした。

「電王」

渡辺裕之さんの、自然な存在感が全てでしょうか。世界観を壊さない、重鎮といったところでしょうか。少し残念だったのは、電王ウイングフォームと牙王が、テレビシリーズで顔見せをしていたので、少々インバクトに欠けたところだろうか。小太郎(良太郎の子供の時代)が、電王ソードフォームに変身した場面が印象が強かった。そのまま、「ドレミ7」に乗ったら似合うような、不思議な感覚でした。最初から予定調和の、後日発売の、「ディレクターズカット版」が必要のない、「劇場版」を望みたいですね。

共に、劇場に足を運んだ本来の対象年齢である、低学年への配慮か、息もつかせぬ展開が昨今の作品の特徴である。もう少し、事象を積み重ねる「タメ」が欲しいところだ。何年か経ってから成長した観客が、本作に振り向かなくなってしまう要因(一過性)が、ここにあるのかもしれない。

獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その25

怒臨気で蘇ったヒヒ。飲んでみたくなるような言葉の響きですね。

「紫激気」のゴウは「深見流ウルフ拳」、ラーメン屋の屋号のようでもある。ゴウはレツのゲキチェンジャーを使用したが、これは共通の使用で互換性があるようだ。各々の個別データがインプットされた仕様ではなく、各人の激気を導くアイテム。

ゴウ専用の変身ブレスは、ゴングチェンジャーと言うだけあって、変身時にはリングがオーバーラップ。4本のロープなので、「プロレス」ではないのが個人的には遺憾だ。変身ブレスでゴングが鳴るというのも愉快だ。「猪木、魂のゴング鳴れー!!」と、古館さんの実況が脳裏に蘇る。「正義」の定義に気がつき、ゲキバイオレットが仲間に加わった。

残る激気は、「感激気(秀樹・感激!ハウス、バーモンドカレー)」なのだろうか。

仮面ライダー電王 第29話

今回は、季節のイベント中心の設定で肝試し。心をひとつにするために、モモ・ウラ・キン・リュウがドタバタを繰り広げるというもの。

侑斗に残ったカードはあと1枚。そちらの方が気になる。もちろん、玩具の売り上げにも影響があるからだ。

だが、もっと気になったのは、「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」(DVD)の告知CMだ。当時は、新作と共に、テレビの再編集版も多く、微妙な内容だ。本来なら、テレビシリーズに収録して欲しいところだ。未DVD化の「がんばれ!ロボコン」や「ザ・カゲスター」等には興味をそそられるが、「人造人間キカイダー」は再収録といったところなのだろうか。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 41

「早く、やって来いセブン。」ナックル星人は、今や遅しと待ち受けている。メカブラックキングの全身を覆う装甲板は、ペダン星から採取される金属材料を、ナックル星人の科学力で、純度100%に改良・仕上げたものであった。それゆえの自信なのであろうか。

そして、セブンがやって来た。フルハシが呟く。「やっぱり、ダン、お前が来てくれたんだな。」アンヌの目にも涙が溢れていた。「ダン」それ以上、言葉は出なかった。

ナックル星人の背後に、2つの赤い影が並ぶ。「セブンをおびき出した今、もはや人質など必要はない。」捨てゼリフを残すと、ナックル星人は外に飛び出した。レオとアストラは、2人を救出しようと円盤に突入したが、何と、その円盤はメカブラックキングの腹部に取り込まれてしまった。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 40

テレポーテーション移動で脱出した新マンは、巨大化し、立ち向かっていく。格闘を挑もうとしたが、超重量ゆえかビクともしない。新マンは難無くなぎ倒されてしまう。肉弾戦が不利と判断した新マンは、ウルトラブレスレットを変形させ投げつける。しかし、鋼鉄の鎧をまとった怪獣には歯が立たない。ましてや、スライスハンドが通用するとも思えない。ならばと、スペシューム光線を放つが、メカブラックキングが口から放った赤色の半透明状の熱戦ビームと相打ちになってしまった。

やがて、それは新マンの方へと迫って行き、スペシューム光線が押し戻されると同時に、大爆発を起こしてしまった。そのまま、後方に吹き飛ばされた新マンが、立ち上がる事は無かった。

ただ、カラータイマーが赤色の点滅になり、その音だけが空しく鳴り響いていた。やがて、そのカラータイマー音の間隔が、長くスローテンポになりつつあった。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 39

およそ65mのその巨体は、ブラックキングのシルエットのようであった。やがて、体表の土が流れ落ち、土埃がおさまった。

ナックル星人のアジト内の、モニターを見つめる新マン。その表情が驚愕した。かつてのブラックキングの全身が、宇宙金属に覆われていたのだ。しかも、頭部から前方に突き出た巨大な角は、ドリル状であった。ナックル星人から、メカブラックキングと呼ばれたメカ怪獣は暴れ始めた。突然の出来事に、群集の悲鳴が、子供の泣き叫ぶ声が、車のクラクションが怒号のように響き渡る。完全なパニック状態であり、メカブラックキングが歩を進める度に、巨大な足が、その窪みと共に、人々を踏み潰していった。そんな事はお構い無しに、アジトは宇宙船に姿を変え、上空に浮上し始めた。

仮面ライダー電王 第28話

消滅が近づく、ウラ・キン・リュウ達を救うために特訓を始めた良太郎。しかも、昭和的にうさぎ跳び&タイヤを引きづっていたが、彼のどこから出て来た発想なのだろうか。別れの描写は、間接的なイメージで美しく表現されていた。

ケイタロスの出現は秀逸かも。消滅した3人のイマジンのカケラ(いつもの、白い砂)に良太郎がイメージして、形になったのは携帯電話型のものだった。まあ、黒電話じゃ都合が悪いか。優しいね、良太郎は。散々に迷惑を掛けられた彼らにも、やはり情が移ったのだろう。

でも、電王のクライマックスフォームは、良太郎だからこそ出現した奇跡のフォームかもしれませんね。「チャージアップ」すると、3人の電仮面が、体のレールを伝わって移動し、脚部に集中すると、まるで「超電ドリルキック」のようだった。3人の性格も変わっておらず、これからも4人のイマジンとの楽しい掛け合いも続きそうですね。デンライナーの車内のみで、3人が存在可能になったようだ。良太郎の肉体疲労は、確実に4倍になったのでしょうね。

DX ウルトラコクピット 2

「マグマライザーで出撃」

ガッツ星人と対戦。セブンの新撮映像&森次氏の声。アークボガールも登場。

「マッキー2号で出撃」

レッドギラス、ブラックギラス、マグマ星人と対戦。セブンのみならずレオ(ツーショットも)とマグマ星人(なぜか、銀髪に青目なのだが)の新撮映像も追加収録。レオの声が真夏竜氏ではなく、遠藤守哉氏になっていたのは残念。今後、レオの変身体のみが登場の時は彼に決定という事なのだろうか・・・。

「ガンウインガーで出撃」

インペライザーと対戦。タロウの声は石丸氏。これは『メビウス』と同様だが、元を正せば、『ウルトラマン物語』(劇場版)からの流れ。

「ガンローダーで出撃」

グローザムと対戦。ファイヤーウインダムも登場。メビウスとセブンの2ショットを含む新撮も。

『メビウス』以外のBGMは、著作権の関係からだろうが、本編とは別の音楽をあてている。これは、映像は流用だが、『メビウス』の世界観での出来事と解釈すればOKなのではなかろうか。

「てれびくん」とあわせて、『メビウス』の正統な継続作品に感謝。

江戸プロフェッショナル 必殺商売人

後にシリーズの代表となる「必殺仕事人」の直前(主水シリーズ)に放映されたのが、『江戸プロフェッショナル 必殺商売人』だ。劇中では、「仕置き」と呼ばれているが、(『必殺仕置人』~『新必殺仕置人』の流れを受けての事であろう)人様の恨みを晴らす人々の物語だ。「商売人」という名称から「江戸」よりも「浪速」を想像してしまうのは、筆者だけであろうか。

本作の冒頭には「必殺シリーズ」とのアバンタイトルが挿入されている。そう、「戦隊シリーズ」や「スーパー戦隊シリーズ」のようにだ。『新必殺仕置人』の正八との再会と、新次とおせいの(元)夫婦との遭遇から物語はスタートする。もちろん、鮎川いずみさんも出演されているが、秀英尼(父親が殺し屋だったらしい)という比丘尼(尼さん)のいでたちからか髪の毛は隠され、お顔しか拝見出来ないのが贅沢なワガママなのかもしれない。

本作は第1話より、りつの懐妊が発覚しており、第26話(最終回)では「中村家の跡継ぎ騒動」にひとまずの決着を見る事になる。

最終回は、勘定奉行の殺しの下手人に仕立てられた(江戸の総元締め、蛭子屋卯兵ヱの裏切り)おせいが殺し屋の組織の「殺し札」にかけられる。それを阻止するために、新次が川船に殴りこみをかけるのだが殉職(返り討ち)してしまう。しかも、手出しの出来ない主水の眼前で。昨今のCGではなく、大プールでの撮影と思われ、迫真の激闘である。

BGM(主題歌も含む)は次回作の『必殺からくり人 富嶽百景殺し旅』にも流用されている。おおらかな時代(制作進行の兼ね合いもあるのだろう)背景ゆえか、不思議な感覚を覚えなくもない。『ウルトラマン』のBGMで、『ウルトラセブン』が活躍するような感じだ。『ウルトラQ』から『ウルトラマン』への展開のような音源の使用である。

りつが高齢出産のためか、生まれてきた女の子は死産。旅立つおせいに、事実を隠す場面には落涙。(元)伴侶をうしなった彼女への、せめてもの餞なのかもしれないが、悲しい主水(シリーズ)の、ひとまずの結末であった。

ちなみに、主水の次回作『必殺仕事人』では、「商売人」の後の展開が、冒頭でコンパクトに紹介されている。

獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その24

狼男は、レツの兄ゴウだった。レツ(弟)とゴウ(兄)、合わせて「レッツゴー」?禁断の激気技で狼男になったようだ。

マクの親衛隊はヒヒ。言葉遊び(ネーミング)の苦しいところだ。

「あんた、どういうつもりですか。」マスターシャーフーにレツの処遇について食ってかかるゴウ。なめているのか、それとも、それなりに丁寧なのか、微妙に日本語が変だ。やはり、空白の期間の影響なのだろうか。

ゴウは「紫激気」だが、靴にも紫のカラーリングでコーディネイトがワンポイントで見受けられた。まるで、「吉本新喜劇」の中條健一さんのようだ。彼らは、「喜激気」を使っている。

狼男に変身した際には、記憶がないようだが、かなり都合が良いようだ。人間体に戻った時だけ、弟との約束(優しいレツは、獣拳の世界に首を突っ込ませない)を思い出すのだから迷惑な話だ。拳聖達は、獣の姿から人間体には戻れないらしいが、記憶がある分、やはり彼らの方が上位なのだろう。

ヒヒに対して、「こいつ、頑丈だ。」とのジャンのセリフがあったが、「こいつ、体、硬い。」の方がジャンらしいのではなかろうか。

レツは「エース」、ランは「キャプテン」、という事はジャンは「リーダー」なのだろうか。

西崎緑さん

昨日、「第39回思い出のメロディ」(NHK)を見ていたら、比嘉愛未さんが出演していた。朝の連ドラ「どんど晴れ」のヒロインだ。たまに見るのだが、歌の紹介を担当していた。

石橋正次さんが登場したので、『アイアンキング』の静弦太郎だ。子供の頃はアンテナボールペンで、アイアンベルトの真似をして遊んでいた等と、いつものように寝転がってボーッ(暑いせいもあるのだが)としたまま見ていた。

すると突然、聞きなれたメロディと白黒のスチール写真が画面に映し出された。そう『暗闇仕留人』のそれに続き、西崎緑さんが登場し、「旅愁」を披露してくれたのだ。勿論、正座に体勢を立て起こした事はいうまでもない。リアルタイムでの生歌(生放送)、発売当時ではなく今現在の西崎さんの歌声は、CDとは異なる素晴らしさがあるのだ。

「あしたのジョー」も尾藤イサオさんが歌われていたが、再放送を楽しみにして、番組の冒頭から見直してみたいものである。

DX ウルトラコクピット 1

久々に操縦桿を握る。「新入り」の「正式なクルーガイズ」の一員として、リュウ新隊長の下でミッションを遂行する。当然の事ながら、他の隊員は、それぞれの道を目指し除隊しており誰もいない。「ウルトラマンメビウス 外伝 超銀河大戦」は、テレビシリーズ終了後の「映像」で、メディアの拡がりに伴う貴重な展開でもあり、嬉しい限りだ。物語は、メビウス帰還の3ヶ月後からスタート。フェニックスネストも修復されており、保存されていたウルトラホーク1号と3号が、ガイズホークとして実戦投入される事に。機体のマークが変更されていないのは、ライブ映像のため、已む負を得ないところか。もちろん、操縦席は、ガンスピーダーに改造されているのだが。

エレキング、アイロス星人(共に新撮あり=エレキング、アイロス星人の円盤)戦では、セブンの新撮も挿入されている。声も森次氏があてており、ぬかりがないのが昨今の作品制作・管理の素晴らしいところだ。アークボガールが、かつての「暗黒四天王(エンペラ星人の支配下)」の元メンバーとして登場するのだが、それって、ボガールマスターだったはずなのだが・・・。

レッサーボガール、ボガールモンスとの戦いではメビウスも登場するのだが、彼は「ウルトラ兄弟」の一人として、地球を守ってくれる存在で、新たな任務で地球に遣って来たようだ。声は五十嵐氏があてている。ヒカリ(ハンターナイトツルギ)も登場し、しゃべってもいる。もちろん、難波氏だ。

作りも細かく、指示された以外の機体を選ぶと、途中で不時着してしまうのだ。また、操作を(わざと)誤っても、隊長はセリフを変えてアドバイスしてくれ、仕舞いには御手本まで見せてもくれる。

次の出撃まで、しばしの休息だ。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 38

初代マン、新マンと対峙するナックル星人。しかし、あらゆる事態を想定していた彼らには、思う壺だった。突然、現れたカプセルが初代マンの身体を覆いつくした。やがて、それは閃光を放ち、その直後にはカプセルの上部から透明の液体が流れ始めた。姿を現したのは、ブロンズ像のようになってしまった初代マンであった。ナックル星人は、ヒッポリト星人のヒッポリト・タール液を研究していたのであろうか。

新マンは、そのカプセルから逃れていたものの、動揺は隠し切れなかった。チャンスと見たナックル星人が、コントロール・パネルに触れる。すると、近くのビル建設予定地が地割れを起こし、地底から何か巨大な金属の塊のようなものが姿を現した。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 37

無駄な事を承知でセブンを引き止め、自分達が救出に向かう、と申し出るレオとアストラ。地球に行けば、間違いなくM78星雲からの追ってがやってくるに違いないからだ。やはり、説得など無理であった。何も言わず、セブンは飛び去ってしまった。すかさず、後を追うレオ兄弟。

どれくらいの時間が過ぎたであろうか。地球人に気付かれぬ様に、等身大の姿でナックル星人のアジトにやってきた初代マンと新マン。ナックル星人にとっては嬉しい誤算であった。セブンを含め、憎い3人をまとめて葬り去るチャンスが眼前に広がってきたからだ。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 36

事前の準備が整ったナックル星人は、全宇宙に向けて、電波を発信した。地上の回線として利用されている人工衛星を利用して、セブンを誘い出そうとしていた。

当然、それは「宇宙警備隊本部」に属する「宇宙情報局」にもキャッチされていた。セブンの疑惑の件が解決していない状況ではあったが、ゾフイーの命を受け、初代マンと、ナックル星人と地球で戦った事がある新マンが地球に向かう事になった。

当然、上司のプライベートルームを後にしようとしていたセブンにも、この情報は伝わった。

獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その23

キャプテンに任命されたランちゃん。思わず「好きよ♪好きよ♪」と心の中で歌ってしまう。優等生らしく、ジャンとレツの面倒を見る。2人にとっては迷惑のようだが・・・。

だけど、マーラシア(ヤマアラシだが、苦しいネーミング!ヤーマラシの方が良かったのでは?)に攻撃され性格が一変、不良少女と化してしまう。 ツボを刺激されたのが要因だそうだ。もし、逆の事が可能なら、少しは社会が良くなるのかもしれない。

かつては、「不良少女とよばれて」いた美希さんが、暴走して行方の掴めないランを探し当てる。もう、これは本来の対象である、幼い視聴者には理解不能の世界だが、伊藤かずえさんでなくては成り立たない展開でもある。しかも、「腐ったみかん」云々まで。

「関東スケ番連合 初代総長」と自らの過去を明かす美希さん。「心」という文字を書き続けさせる事により、自我を取り戻させようとしたのだろう。

でも、ゲキチェンジャーを装着したまま鉛筆を握っていたので、かなり書きづらそうでしたね。元に戻らないまま戦いの最前線に駆けつけるラン。ゲキレッドとゲキブルーに励まされ、「モーレツに感動」したランちゃん。まるで、速水克彦(『シャンゼリオン』)のようだ。熱き叫びで我を取り戻しメデタシメデタシ。この事件のお陰?で、キャプテンとしての地位を確立出来たランちゃんは、「雨降って地固まる」といったところでしょうか。

「なんてこった」、狼人間の姿から人間になったレツの兄さんも・・・。ここにも速水の陰?が・・・。

仮面ライダー電王 第27話

ハナのウエスタンラリアートに、ゼロノスのSTFと、今回はプロレス技のオンパレード。しかも、電王(ソードフォーム)は最初からクライマックス。クライマックスと言えば「G1クライマックス」。越中選手、開幕戦で中西選手に勝ちました。「越中ブーム」が勝り、安泰と言ったところか。

話をもとへ。電王は4フォームが同時に登場。もちろん、ウイングフォームも出現。「一人ライダー総登場」のようだ。牙王は、人間体と変身体も。渡辺裕之さん、渋いですね。「電王対しん王(クレヨンしんちゃんの特番)」と「劇場版SP」と事前の告知にぬかりはない。『アギト』、『龍騎』の時以上の番宣だ。何はともあれ、前売り券を持って、劇場へGOという事ですね。

徳山秀典さん、今回は特別出演の扱いでモレクイマジンの声を担当。松田悟志さんも、同様の事をされていましたね。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 35

2人は透明のカプセルに収容され、並べられていた。身体の自由は制限されておらず、外部に対してのスピーカーは設置されていたが、現在はOFFになっているようだ。互いの存在に気が付いた2人であったが、言葉を交わす事は出来なかった。だが、2人の脳裏には共通の人物が浮かび上がっていた。モロボシ・ダン、その人だ。

実は、フルハシはキリヤマ元隊長の墓前に向かう直前に、ダンとノンマルトの一件を、携帯電話を使い、アンヌに伝えていたのだ。それ故に、2人の驚きもなおさらであった。

残忍なナックル星人が、人質を生かしたまま捕獲したのは、明らかに前回とは異なっていた。セブンをおびき出すには、死体を見せつけるよりも、生きたままの方が、確率が高いと判断したからだ。しかも、地球にやって来た直後を襲えば、エネルギーの消耗を考え合わせると、抹殺しやすいとの結論からでもある。

『恐怖劇場アンバランス』「第1話 木乃伊の恋」

「宇宙船」(現在廃刊)の記事で、その存在を知り、ビデオソフト化されてはいたが未見だった。今回DVDソフト化で初見の恩恵に預かる。順番で行けば、「デジタルウルトラシリーズ」でのリリースは『ウルトラマン80』を予想していただけに、うれしい誤算。

『怪奇大作戦』終了の後に制作されたものの、お蔵入り。数年後に、深夜枠(現在とは放送事情は異なる)で放送されたものの、再放送の機会や地方での放送は少なかったらしく、評価の定まらない作品なのかもしれない。公開されたスチールも数は多くなく、ある意味では「映像」がすべてなのかもしれない。監修に円谷英二氏の名があり、興味は尽きない。

さて、第1話「木乃伊の恋」だが、不思議な内容で、一度視聴しただけでは、把握など出来るはずもなかった。「生と性への執念」を扱った内容で、シリアスな内容なのだが、時代劇のパ-トなどはコミカルで、掘り起こされたミイラから死者が蘇るのだが、その事実はさほど驚きの事実としては触れられないまま、物語は進んでいくのだ。結末、内容は視聴者に委ねられるのだ。ナビゲーターの青島幸男さん、お若いお姿です。

それまでの「円谷作品」とは異質な感じを受けたが、映像云々より、レギュラー陣が存在しないのが最たる要因だろう。また、オリジナルの脚本ではなく、本話も含めて、エピソードによっては原作(小説)があるせいなのかもしれない。地上波ではオンエア出来ない表現も多いが、変なタイアップや視聴率主義の製作ではなく、何度か繰り返してみたい名作だと思う。

アイキャッチは、『怪奇大作戦』の初期数話分のように、チョット驚きの映像でした。

お宝映像

先日、幸運にも「当たるトラ年! 必殺&タイガース」を見る機会に恵まれた。「必殺スペシャル」のDVDにも収録されなかった作品だけに、ちょっと(本当は、かなり)嬉しかった。

私が注目したのは、「女は海」をギター抱えて、呟くように歌う京本政樹さん。次の宴会の出し物は、これだ!とほくそえんでしまった。鮎川いずみさんも、番組内とは異なる髪の結い方で登場し、同曲を歌っていた。「夜のヒットスタジオ」での初生歌、「冬の花」とは異なり、場慣れしていたようでした。

この時の2人の御姿は、『必殺仕事人 激闘編』DVD発売の際には、何とか「特典映像」に収録して欲しいですね。

そういえば、先日、何気なしに「時代劇アワー」を見ていた。『おらんだ左近 事件帖』だ。「尾張から来た男」の回の時に、鮎川いずみさんが出演されており、「ほったもんど」を探していました。やはり「もんど」という名前には縁があるのでしょうか。

地上波オンリーの当方にとっては、恐るべし「時代劇アワー」。

獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その22

「貧しさ」や「世間」ではなく、「過激気」に負けた理央。やはり、「昭和」から「平成」へと時代が変わったせいなのだろうか。な、訳ないか。

大地の拳魔は、仁王像のようないでたち。キカイダー01が、中から出てきちゃうのかと思ってしまいました。

謎の男は、ゲキバイオレットなのでしょう。獣拳戦隊はトライアングルから、カルテットになるみたいですが、お笑いグループの言葉の響きのようですね。まさか、バイオレット(紫)という配色は戦隊としては異例ですが、「電王」と同じカラーバリエーションですね。

エンディングも『劇場版』のメーキング映像を大胆に紹介し、期待感を高めてくれました。

仮面ライダー電王 第26話

いきなり登場の渡辺裕之さん。テレビでは、牙王の変身体のみの登場と思っていたのだが、まさか人間体まで。本気ですね、「東映」さん。

だが、オープニングのテロップに表記は無し。

いろんな時間から集められた良太郎。各フォームを同時に出現させるための手段のようだ。次週も含め、計3週に渡って、「劇場版」への導入部としてのエピソード。朝、第27話を見て、劇場へGOとの展開だ。

そういえば、昨年の『メビウス』も「劇場版」と連動した展開だった。地方で、テレビシリーズの放映が遅れている地域は、少し辛いですね。

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

広告

無料ブログはココログ