『ウルトラセブン 超完結編 2002』 55
倒れ伏したままのセブンと新マン。足取りも重く、両手で身体を支えながら膝まづくタロウ。そして、等身大のままブロンズ像にされたままの初代マン。まるで、ウルトラ戦士の墓場のようである。
その時、天空から2つの物体が飛来した。瓦礫の山から、人々が希望の表情を浮かべる。幼い兄弟が叫んだ。
「あっ、ゾフィーとAだ。」
その声につられるように、周囲の人々が、その方角を見つめる。2人のウルトラ戦士はタロウを見つけ、一瞬、驚いた表情を見せた。そして、横たわるセブンと新マンの元へと近寄る。何を思うのか、制裁を加えようとしているのだろうか。セブンが宇宙の秩序を乱した者として、お尋ね者になっている事は、地球人の間では「噂」の域を出てはいなかったが・・・。
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