『ウルトラセブン 超完結編 2002』 44
戦闘開始早々に、防戦一方のセブン。ナックル星人の謀略に、まんまとはまってしまったのだ。攻撃の糸口さえ見つからぬまま、ナックル星人のヒザ蹴りが、腹部を突き刺す。メカブラックキングの頭部のドリルが高速回転しながら、セブンの身体をかすめていく。誰の目にも、勝負は明らかだ。やがて、それは地球の敗北へと繋がっていくのだ。
フルハシは、もどかしかった。人質が自分1人なら、打つ手もあったのだが、それすらも許されぬ状況であった。ここまでは、ナックル星人の計画どおりだ。だが、ナックル星人にも、ひとつの誤算があった。レオとアストラは円盤内に閉じ込められたものの、その動きは封じられていなかった。彼ら兄弟には、彼らにしか使えない、実の兄弟ならではの必殺技があるからだ。等身大とはいえ、その破壊力は十分である。
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