『ウルトラセブン 超完結編 2002』 57
「おかしい、おかしいぞ。」
何かに気が付いたのだろうか、ゲンが叫ぶ。
「あれだけ光線技を放ち、かなりの時間、戦い続けているのに、胸のカラータイマーが青く点灯したままだ。まさか、もしかして・・・。」
そう呟くのと同時に、「獅子の瞳」をかざす。「レオー」の雄叫びと共に。
十分なエネルギーが満たされていないために、胸のカラータイマーは警告音を発しながら、赤い点滅を繰り返している。ゾフィーとAの鉾先がレオに向けられる。地球の人々も戸惑っていた。メカブラックキングから自分達を守ろうとしてくれたセブンへの制裁はもとより、何故、新マンやレオにまで、その刃が向けられるのか。まるで、シルバー族とレッド族の争いのようでもあり、ババルウ星人の陰謀による、かつての「レオ兄弟対ウルトラ兄弟」に似通った構図である。
前回は、ウルトラマンキングのお陰で、アストラがババルウ星人の変身した姿である事を見破る事が出来た。
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