『ウルトラセブン 超完結編 2002』 72
タロウが片膝を着き、セカンドタイラントに向けて、頭の上に両手をかざし、正面に撃ち放った。すると、まるでセブンのアイスラッガーのように、タロウの頭の装着物が、光のブーメラン状に解き放たれ、セカンドタイラントの首を切り裂いた。よろめきながら、2、3歩前進したが、前のめりに倒れ伏せた。やがて、尾の動きもおさまり、息を引き取った。
タロウ「セブン兄さん、やりましたよ。地球では、使う機会が無かったけど、レッド族の奥義で。」
A「やったな、タロウ。我々も急ごう。」
2人が、火星を後にしようと飛び立とうとした時だった。2人の足に衝撃が走った。何ものかが、光線を放ったようだ。岩陰から見え隠れする、巨大な球状の眼球から、それは発せられていた。身体は、巨大なナメクジのようでもある。
« 仮面ライダー電王 第40話 | トップページ | 地上デジタル »
「ウルトラセブン超完結編2002」カテゴリの記事
- 『ウルトラセブン 超完結編 2002』 公開を振り返って(2009.01.22)
- 『ウルトラセブン 超完結編 2002』 193(2009.01.21)
- 『ウルトラセブン 超完結編 2002』 191(2008.12.28)
- 『ウルトラセブン 超完結編 2002』 190(2008.12.27)
- 『ウルトラセブン 超完結編 2002』 189(2008.12.23)
コメント