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ウルトラ怪獣シリーズ ババルウ星人

新規造形で、ババルウ星人が発売された。

金髪で、黒のウエットスーツにチープな装飾。アストラに化け、レオとウルトラ兄弟の激闘を誘わなければ、単なる星人の一人に過ぎず、さほど人気があった訳ではなかったのが、初登場時(『ウルトラマンレオ』)の印象だった。一目見ただけでもマグマ星人の改造だと判別でき、装飾の少なさもあいまって、予算の低さ(オイルショックの影響)を、子供心に感じ取ったものだった。

だが、『レオ』屈指のエピソードである、ババルウ星人編を繰り返し視聴し、『メビウス』にも再登場(同種族)すると、私の中で評価は変化していた。

その、小悪魔的なスタイルは、卑怯な変装で、仲間の信頼を喪失させるに十分なデザイン。最近になって、その魅力に気がついたのだ。ババルウ星人、万歳!

同時期に「EX」で発売された、キングジョーブラックもいい味出してます。ガンメタ的な漆黒のボディに、重厚感を感じます。現時点では、初代ウルトラマンが、最後に(年代の設定に於いても)戦った強敵でもあります(『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』)。

仮面ライダー キバ 第5話

主題歌は、本作のイメージにマッチしており、OP映像も素晴らしい。だけど、本来の視聴者である子供達が「元気」に歌えないのは残念。両者を成立させるには・・・。サブタイトルに音楽用の記号が入るのは、個人的には・・・?

「おばけ太郎」と呼ばれる主人公。「のQ」が中程に入ると、別番組のタイトルに。コミックスは絶版ですが。

「そう、僕は変わるんだ。」渡の変身は迷惑をかけている人々を招いての演奏。ヴァイオリンを奏でるも、ギーオン。昭和の匂いがプンプンするオチでした♪

コーヒー対決はマスターに軍配が。ガルルの人間体(松田賢二さん)、いい味出してます。一万円払う展開になっていなかったら、PTAから苦情が寄せられたかも。

麻生恵は1987年12月29日生まれ。1986年に活躍している母親・麻生ゆりは、一年後には出産という事になる。苗字が母娘と同じなので、養子を取ったのだろうか?それとも未入籍?もしかして、ファンガイアの血が・・・。

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第13話

制作当初は、全8話だとの報道もあったと思うが、全13話で終了したようだ。

ブルトンをキーマン?にして、様々な怪獣・超獣達をクロスオーバーバトルさせた本作(『大決戦!超ウルトラ8兄弟』も、このような構成なのだろうか?)。

ケイトとレイが姉弟で、ゼットンとゴモラ&エレキング&リトラと激突。ゴモラと同調し、苦痛を味わう、レイ。それが、「レイオニクスバトル」だそうだ。レイブラッドの血を、レイモンを覚醒させるために、姉は弟を戦わせる。

ゴモラに勝利するゼットン。だが、キングジョーブラックが急襲。まさか、平成の時代に、両者のガチンコバトルが見られようとは、夢にも思わなかった。共に、人類の超兵器で、何とか葬った相手だが。

レイは覚醒し、レイモンに。同調したゴモラはEXゴモラに。ゴモラの進化には納得だ。キングジョーブラックも、映像作品に登場する事により、ソフビ人形の存在価値もアップ。メカゴモラテイストだが、やはり強い。だけど、覚醒した後なので、ゼットンはケイトが回収すれば良かったのではなかろうか。御役目を、最後まで真っ当しなければならないのだろうが・・・。

レイモンは戦わない。その超能力を、ウルトラマン救出の為に使用するが、彼は蘇らない。

覚醒の役目をサポートしたケイトは消滅。レイは、レイブラッド星人の後継者として、戦いの道を歩み続ける事に。とりあえず?ZAPの仲間達と惑星を脱出。だか、生きていたキングジョーブラックがペンドラゴンを捕獲。その時、ウルトラマンが。ウルトラマン対キングジョーブラックが最終回に用意されていたとは驚きだ。鳥肌が立ち、涙腺が緩む。

ウルトラマン、生きているよね。いつの時代にも人類を守ってくれる英雄なのだから。

なんと、次週からリピート放送。第2話を見逃していたのでラッキーだ。DVDソフトが発売されるのに、放送サイドは太っ腹ですね。レンタル店もありますからね。

炎神戦隊ゴーオンジャー 第2話

今回は、3人のゴーオン誕生と、新規加入の2人の誕生エピソード。設定も、丁寧に紹介して見せた。出動の際の、ギンジローの防犯対策は少々不安のようですが・・・。ケガレシアの語尾「おじゃる」の理由も明かされるのでしょうか。エンジンソウルのアニメと実写の融合は、かえって新鮮かも。

武上純希脚本は、「ウルトラテイスト」(炎神の制限時間や、先人ヒーローに対する嫉妬等)を感じさせるが、前作(『ゲキレンジャー』)を上回る面白さ。正義が、戦う理由が、理屈ではなく、ストレートに感じられる秀作になりそうだ。

第2話も「保存版」になりました。

プレイヒーローVSウルトラマン対決セット  激闘の覇者編

全5種が発売された、今回の「ウルトラマン対決セット」。厳選して(保管スペースが無い)?「メビウス&ノーバ」と「アストラ&リットル」を購入。ノーバとリットルはバンダイのウルトラ怪獣シリーズ(スタンダードサイズ)で発売されていないからだ。ブラック指令も、草場の陰で喜んでいるかも・・・。

他社では、それぞれソフビ化されてはいるが、リットルはもとより、まさかノーバまで商品化されるとは、凄い時代になったものだ。

ノーバは『ウルトラマンレオ』に初登場した円盤生物だが、当時は人気がなかった。赤いテルテル坊主だからだ。子供の目から見ても、手抜きにしか見えない姿だからである。

少し前に、『レオ』のDVDを見直したのだが、やはり、侮れない。トオルの悲しみの心を現さんがための、デザインであった。

第2期シリーズの再放送の時には、今で言うイベント編(ウルトラ兄弟の客演や有名怪獣の再登場)のみを見ていたものだった。通常のエピソードは、つまらないというか、視点がイベント編に上がってしまい、旨いとこ取りのような見方になっていのだ。

だが、近年、DVDで再見すると、通常のエピソードの中にこそ、その作品独自の面白さ、楽しさ、魅力が詰まっているのである。これは、『仮面ライダー』にも共通する事だと思う。

苺大福

ひさびさに、「苺大福」を購入し、食する。コンビニ等でも売られているのだが、一度購入するとクセになってしまうので、たまにしか行かないお店で購入するようにしている。

今回は、「AEON」系で購入。レジ前の「しまちん」に勝てなかったのだ。98円だが、腹一杯になるには、いくつ食べればよいのだろうか。1000円もあれば大丈夫だろうか。小麦も値上がりし、全般的にサイフの紐を固くせざるおえないのだが、ギャル曽根ちゃんは、「趣味と実益」を兼ねていて羨ましいですね。

最近は、大好きなマックの「ポテト」のテイクアウトを断念した。冷凍食品で150円分を購入すれば、倍以上の分量がゲット出来るからだ。もちろん、「中国産」は遠慮してますが・・・。

お茶の間の真実

なにげに、毎週見てしまうのが「お茶の間の真実」だ。

自分では気がつかない行動を、他人が「変」かどうか判断するのだが、判定は、長嶋一茂さんたちが、ボディアクションで「変」か「普通」を述べる。派手な舞台装置、電飾も無く、イメージ用の一般視聴者の顔写真のボードが出てくるだけなので、まさに「小さな予算で大きな企画」のテレ東ならではの番組なのである。

だが、かなり面白い。他人に指摘されなければ判らない行動なので、ある意味では「恥をさらし兼ねない」のだ。まあ、他人に迷惑をかけなければ大丈夫とは思いますが。

でも、こういう少数派の行動を公開され、自分と同類の方に遭遇すると、妙な「親近感」というか、「安心感」があるのは否めない。また、「参考」と称し「まね」をする事もできるのだ。先日オンエアされていた、「せんべいをおかずに御飯を食べる」は、まねをするつもりはないが、「せんべい+御飯+ほうじ茶」の御茶漬けは試してみようと思う。

さっそく、画面に登場していた「丸大豆せんべい(三幸製菓株式会社)」を購入。これは以前から食していたものですが、「せんべい」そのものも、かなり美味しいです。いま、「エンジョイ プレゼントキャンペーン」を行っています。バーコードは捨てないでね。

怪獣倉庫

この度、円谷プロの「怪獣倉庫(世田谷区砧)」が閉鎖される事になった。着ぐるみやプロップは別の場所に保管され、今後は公開される事はないそうだ。

「怪獣倉庫」といえば、「夢の空間」でもあり、見学したファンの方も多い場所。私も、一度は見学したいと思っていたのだが、それは「叶わぬ夢」になりそうだ。これからは、「ウルトラマンフェスティバル」等のイベントでしか「実物」にお目にかかれないようだ。これも、経営手腕も優れた「TYO」の方針(数箇所に保管していた保管料は超高額)なので致し方のない事か。手作り感の良さとか、アナログ的な社員の方の温かみは失って欲しくはないのだが・・・。

だが、タイでの権利訴訟に「円谷プロ」が勝訴したのは、やはり「TYO」の力添えの賜物だろう、との察しは容易である。

「怪獣倉庫」といえば、『ウルトラファイト』の「怪獣死体置場」(再放送よりオンエア)に収録されており、今後は貴重な映像(『セブン』終了後)のひとつになりそうである。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 99

ゾフィーは全てを熟知していたのか、ウリンガを送り出した。

その直後だった。やはり、ウルトラ兄弟を狙う者が存在していた。地表を突き破って、数対のバルタン星人が出現し、最後尾には、メフィラス星人が居座っているのが確認できた。と同時に、バルタン星人がウルトラ兄弟めがけて、突進してきた。

メフィラス星人「うん、初代ウルトラマンがいないではないか。まあ良い。ウルトラ兄弟を、まとめて葬ってやるとするか。」

高みの見物を決め込み、眼前の攻防を見つめていた。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 98

新マン「一刻も早く、手当てをしなければ。」

いつの間にか、周囲にはウルトラの兄弟たちが寄り添っていた。

セブン「ウリー、この人間を地球に送り届けてくれないか。」

新マン「それは、私が。」

セブン「何を言うんだ。俺たちが地球に戻れば、またしても地球が戦場になりかねない。ここは、ウリーに任せようではないか。」

新マン「しかし・・・。」

ウリンガ「僕に任せて下さい。無事にお届けしますから。」

セブン、心の中で呟く。「それに、ウルトラの兄弟に加え、ウリーをこの戦いに巻き込みたくはないからな。」

炎神戦隊ゴーオンジャー 第1話

本年度の新番組が揃い、「スーパーヒーロータイム」の定番映像がオンエアー。

ゴーオンジャーの第一印象。ヒーローは、ジェットマンとカーレンジャーの融合のようなデザイン。ここまで番組の歴史が長くなると、単独でのデザインにも、おのずと限界があるのも頷ける。合体メカを擬人化(話せる相棒/炎神ソウル)する事で、個性を持たせる事により、2倍(以上)の楽しみが広がりそう。

主題歌も覚えやすくて、馴染みが早いようだ。マスクを外した素顔の戦士が、毎回オープニングで見られるのは贅沢ですね。もちろん、本編も含めてですが。以前は、最終回の記念、クライマックスの盛り上げとしての「顔出し」でしたが、もう、そういう時代ではないのでしょうね。もったいぶらずに、出し惜しみしないというか・・・。しかも、EDでは踊りまで披露。

自ら「正義の味方」と名乗るのもベタで良い。私は、「正義」という言葉に弱い。もちろん、大好きな言葉だ。マンタンガンには、「ありがたみ」を感じてしまいます。値段が下がってきたとはいってもガソリンは、以前に比べると高いからです。

アイキャッチも今までになく、遊び心に満ち溢れたものでした。炎神アタッシュから取り出す炎神マシンは、スケール的に玩具での再現が可能で、リアリティに溢れており、人気を博す予感がします。変身携帯ゴーフォンにも、食指をそそられます。

エンディングも含めて、楽しそうな作品のようです。

ゴーオンイエローの逢沢りなちゃんにも注目が集まります。

仮面ライダー キバ 第4話

父親の尻拭いに明け暮れる、主人公。けなげですね。

ヴァイオリンの薀蓄。知っていて、損は無い知識かも。

第4話にして、早くも?第2のガルルフォームの登場。青い眼に、青いボディ。

視覚効果とはいえ、日中の戦いが満月の世界になっちゃった。

キバフォームの眼は、体色にあわせて、本来は赤色なのだろうが、黄色だ。眼の上部のラインが赤いのと、「電王」との差別化のためなのだろうか。

「昭和」のライダーファンとしては、世代間のギャップに戸惑う展開が続く。視聴者も、「変身」が迫られているのだろうか。

もちろん、来週も視聴しますが・・・。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 97

そう言いながら、操縦席のパネルを指差した。そこには、小学生位の男の子の写真が、傾いたままだが、置かれていた。勿論、ガラスには、無数のヒビが入っていた。

新マン「わかった、わかったよ。次郎くん、君はいったい、誰に襲われたんだい。」

次郎「MATの新型宇宙艇のテストパイロットとして、テスト飛行中に、2段重ねのような円盤(スペル星人)に攻撃を受け、墜落しちゃったんだよ。それで、それから・・・。」

ここまで一気に話すと、次郎は意識を失ってしまった。

バレンタインデー2008

今年の収穫、外でゲットしたのは1つだった。昨年は、4つだったので大幅減だ。

だが、ホッとした面もある。お返しの手間が省けるからだ。義理とはいえ、頂いたものの値段をネットで調べ、それ相応の金額の物を御返しするのは、ある意味で労作業でもあるからだ。

チョコの単価も高くなっており、義理に費やす費用もバカにはならない。クリスマス同様、商売人に踊らされているのかもしれない。

そういえば、昔は「チョコベー」(シール付きのチョコ)というのがあった。ピエロのようなイラストに色々な特長があり、それにあわせて「○○ベー」と命名されたシールが付いていた。案山子のようなデザインだったように記憶している。版権の無さそうなチープなものだったが、なぜか人気があった事を、ふと思い出してしまった。

つるの剛士 さん

最近、「おばかキャラ」として人気を博しているのが、つるの剛士さんだ。

「おばかキャラ」が良いのかどうかは別として、売れるに越した事はないだろう。つるの氏と言えば、『ウルトラマンダイナ』で、熱血漢の主人公・アスカ隊員を演じた方である。

当時とのギャップが否めない事もないが、進むべき、良い方向(芸の幅)を見つけたのかもしれない。今秋公開予定の『大決戦!超ウルトラ8兄弟』への出演も決まっており、ファンとしては期待が高まる。ダイゴ隊員(V6/長野博さん)とはテレビシリーズで競演を果たされているが、我夢(吉岡毅志)や、ミライ隊員、ダンディ4との競演も楽しみだ。(アグルは出演しないのだろうか?隠し玉?)

残念ながら、コスモスは出演しないが、ムサシ隊員(杉浦太陽氏)は、春のライブステージで、ウルトラヒーローと競演するとの事。御本人のブログに記されていました。当時の隊員服姿に、違和感もありませんでした。こういう形で、変身前のヒーローに光が当たるのは嬉しいですね。篠田三郎氏にも、早い機会に「ウルトラ」で御顔を拝見したいです。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 96

次郎「郷さん、郷さんの言ったとおり、僕はMATに入隊したよ。だけど、当時のMATは発展的解消を遂げて、防衛軍の中で、ウルトラ警備隊の小隊になっちゃったんだよ。だけど、僕はMATに居れば、郷さんに会えると信じていたんだよ。」

全身に蓄積された疲労感、怪我を押しながらも、次郎は話を続けた。

次郎「あ、それから僕の苗字は伊吹になったんだよ。美奈子ちゃんと結婚したんだ。彼女は丘隊員に憧れていたらしくて、職場結婚なんだ。ウルトラ5つの誓いは、剛(ごう)だって、ちゃんと言えるよ。」

ウルトラセブン パーフェクトファイル

講談社の特別編集「ウルトラセブン パーフェクトファイル」が発売された。当初の予定から発売が遅れ、13日発売との予告時期もあったが、2月8日に落ち着いたようだ。

テレビシリーズに特番、OV、さらに『ULTRASEVEN X』までもが網羅された「パーフェクト」版だ。

「特別編集」の特徴は、敵キャラの大判写真の魅力に尽きる。残念ながら、『仮面ライダー』に比べると、一話あたりのスペースが狭いため、『セブン』は写真サイズが小さいのが難点かもしれない。今後、『セブン』の続編が製作されるかどうかは定かではないが、本誌は、セブンを俯瞰するうえで、貴重な一冊である。

獣拳戦隊 ゲキレンジャー 修行その49

理央、メレ、さらに三拳魔までもが、死して尚、ゲキレン達を、ロンを倒すために導く。

それは、通常の概念を超越した、「最後の修行」のようでもあった。魂は永遠であるという事だ。獣拳七拳聖もロンには叶わないが、それを承知の上で時を稼いだ。

ゲキレンの3人は、ロンを倒すのではなく封じ込めた。勝てなくても、負けない事が大切なのだ。人生と同じですね。でも、オモチャにされたり、食べられそうになったり・・・。

3ヶ月後、ラン達はマスターに昇格。最終回で、その後を描くようになったのは、『鳥人戦隊ジェットマン』あたりから顕著のようです。『仮面ライダーBlack』と共に、総集編のOVでも、その後が新撮で、あったように記憶しています。

「師匠から弟子」へと受け継がれる獣拳。なつめちゃんも修行を積んでいました。ゲキチョッパーの妹役の井端朱里ちゃんも、一回きりの出演ではなく、最終回にも顔を出しくれて安心しました。彼女は、雰囲気がリア・ディゾンに似てるかもしれませんね。

本編に、スーパーゲキレンとロボットの登場しない最終回は、バンダイの「商売魂」が感じられず、好感が持てました♪

仮面ライダー キバ 第3話

聞かされていた事とは正反対の、父の悪行に悩む渡。

対峙するファンガイアに留めを刺す際に、被害者の事が脳裏を過ぎり、取り逃がす。こう記すと、かなりシリアスだが、いたってコメディチック。

物語は、名護との偶然の出会いにより、大きく動き出しそうだ。

「変わりたい」という渡の願望。これが仮面ライダー「キバ」の変身だ。

昨今の傾向だが、今回はバイオリンに関しての薀蓄が述べられる機会が多い。本筋との絡み具合にもよるが、主題(物語)に対する付加価値が、大きく成り過ぎる懸念を打ち消せない、「昭和」のファンでもある。

納豆汁

先日、「きょうの料理プラス」を見ていたら、雪国での「納豆汁」を紹介していた。

知らなかった、納豆の調理法を。納豆好きなので、納豆をラーメンや味噌汁に入れて食していたが、もちろん、そのまま入れていたのだ。

正しい汁物の納豆調理は、擂り粉木で20分位かけて潰す。味噌汁に入れる時に網で越す。さらに残ったものは擂り粉木で潰して、形が無くなるまで、これを繰り返すのだそうだ。確かに、「納豆の汁」だと思う。一度試してみたいが、擂り粉木を洗うのは大変でしょうね。そういえば、我が家に「擂り粉木」はあったかな?

仮面ライダー対ショッカー

昭和47年に公開された、劇場版の第1作。当時は、劇場に行けず、時期を逃すと、テレビでの放映を待つしかないのだが、地方によっては期待出来ない場合も多いのが現実だった。

「宇宙船」(朝日ソノラマ)の特集記事を目にした時にはワクワクさせられたものだった。そして、ビデオソフトを購入したのだった。さらに、LD、DVDも手に入れ、いつでも見られるようになった。先日も、見直したのだが、ラストまで一気に見せてくれる。

前半は、ショッカーの行動が中心で、大道寺博士たちに、まず、滝和也がからむ。ほとんどBGMも無く、じっと見守る心境だ。だが、一文字、そして本郷の新変身ポーズ(ベルトの発光部の処理は共に新撮)から怒涛の展開。桜島1号と呼ばれるタイプの旧1号は、本当にカッコイイ。新怪人ザンジオーとダブルライダーの戦いの場面は、当時の10円ブロマイドでも人気が高かった。

本作は、ギルガラスも再生怪人の一体として登場している。「テレビシリーズ」と「劇場版」は、本作に限らず、ある種のパラレルワールドとの側面も持ち合わせている。だが、『仮面ライダー対ショッカー』は、テレビシリーズ第52話「俺の名は怪鳥人ギルガラスだ!」の中での出来事だと思っている。時間軸としては、ギルガラスを倒し、本郷が一文字の旅立ちを見送る場面までの間だ。骨戦闘員、ショッカー基地の鷲の新シンボルマーク(首領の命令を伝える)、本郷の変身ポーズ&白い変身ベルト&「変身」の掛け声も、妙に収まってしまうからだ。

卵酒

風邪には卵酒も良いとの事。興味を持っていたのだが、我流は美味しくなかったので、ネットで探してみた。こういう時は、ネットは便利だと思う。今回は、酒学講師の方のを参考にさせてもらった。

純米酒が良いらしいので、以前から「卵酒」用に購入していたのだが、それ以前に、熱燗で飲んでしまったので、さらに追加購入するハメに。「本末転倒」もはなはだしい。今の時期は、部屋を暖かくしてのチューハイも悪くはないが、身体を芯から温めるには「熱燗」に限る(言い訳)。

美味しいですね、この卵酒。キチンと作れば、こんなに美味しいんだ。毎日でも飲みたいです。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 95

MATの隊員達には、バット星人、2代目ゼットンとの戦いで、殉職したものと思われていた郷秀樹。だが、次郎とルミ子には、別れを告げるために姿を現した。

自分がウルトラマンである事実を告げ、地球を後にしたのだった。「ウルトラ5つの誓い」を残して・・・。

後に、何度か兄弟の危機を救うために、地球を訪れていた。しかし、次郎達を訪ねた事は、一度も無かった。

逆に次郎は、ヤプールの使者、アンチラ星人が化けた郷の姿を目の当たりにし、正義感をいっそう滾らせていた。

そして、郷との約束を果たして、時を待っていたのだ。

獣拳戦隊 ゲキレンジャー 修行その48

「拳断」の名のもとに相対峙する、理央&メレとレツ&ラン。「裁き」の名のもとに拳を交える。懺悔からか、死を覚悟していた理央&メレ。

だが、ロンの一部に過ぎなかったサンヨの横槍が。もう少し、待っていれば、確実に「臨獣拳」は消滅していたのに、間が悪いというか、読みが甘いですね。

巨大化したロンは、デスギドラ(『モスラ』/1996年)の多頭タイプ。ラスボスは、巨大&二人羽織&ドラゴンが、ある種の定番要素だ。

メレはゲキレン3人を身を挺してかばい、命を落としてしまう。臨気外装した理央の命を賭した攻撃も通じない。

さあ、いよいよ次回で修行も終わります。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 94

新マン「もしかして、まさか。」

身体を何度か揺り動かすと、男は意識を取り戻した。彼は呟く。「郷さん、郷さんなんだね。助けに来てくれたんだね。」

彼が見つめる新マンの顔から、郷の笑顔が浮かび上がる。

新マン「やはり、次郎くんなんだね。」

彼は、新マンにしがみ付き、嗚咽し始めた。

「郷さん、僕だよ、次郎だよ。夢じゃないんだよね。」

新マン「次郎くん、立派になったな。」

仮面ライダー キバ 第2話

今回も、1986年代には、ゆうゆ&高井麻巳子(おにゃんこのユニット、コンビ名が出てこない・・・)の歌が流れてました。定番になるのかな?個人的には、城之内早苗が好きですが・・・。

野村静香役の小池里奈ちゃんは、知り合いの看護師さんに似てるけど、カオルちゃん(『ウルトラマンレオ』、演:富永美子さん)にも似てますね。どこかで見た面影だと思っていたら、『セーラームーン』のルナちゃんでした。

1986年に存在している紅音也と麻生ゆりは、現代(2008年)では、どうなっているのか、素朴な疑問です。除々と明かされるのでしょうが、生存していれば、プラス22歳の姿も登場するのでしょうか?

守るべき対象、宮澤ひとみはファンガイアでした。麻生ゆりは、『アイアンキング』の静弦太郎みたいに、アイアンベルトを振り回しているようで格好良いです。生身で敵に立ち向かう姿には、親近感が沸きます。

今年も、「キバ」は「仮面ライダー」と名乗りそうにはありません。

本作が深化すると、江戸時代に三味線を弾いていた、御先祖様(おりくさんや勇次♪)が登場するのかな?『劇場版』のお手並み拝見ですね。

中国産ギョーザ

被害が拡大している「中国産」のギョーザ。すべての「中国産」を否定するものではないが、「中国産」と「冷凍食品」のイメージダウンは免れない。被害にあうのは、庶民が社会の常かもしれない。

手軽で、比較的に安価な「冷凍食品」。今まで、口にした事が無い人を探すのは難しいだろう。本来、調理に費やす時間が浮いたのは事実。だが、その浮いた時間を、人類はいったい何に使ってきたのだろうか。「自動洗濯機」や「炊飯器」が発売された当時からも、そうかもしれないが、浮いた時間を浪費しているのは事実。一概に、そうは言い切れないかもしれないが、今の凝縮されたライフスタイルを、今一度、見直す時期にさしかかっているのかもしれない。「手軽」で「安価」なものには、それなりの「見返り」、「価値観」しか無いという事だ。

誰しもが、「被害者」になり兼ねない、この「現実社会」。千葉市保健所では、持ち込まれた商品の検査を断っていたとの事だが、いったい、どこに駆け込み、どこを頼りにしていけは良いのだろうか。自己管理が基本である事には変わりないのだが・・・。

ゴジラ

954年の作品。日本が誇る怪獣映画の原点だ。

私が初めて観たのは、「復活フェスティバル ゴジラ1983」だった。レンタルビデオ、LDと何度も繰り返して観たのだが、廉価版DVDが単品売りもされたので購入したのだ。

いまさらなのだが、とにかく画質が綺麗だ。LD全盛の比では無いのだ。書籍が、雑誌掲載~コミックス~文庫サイズ~豪華版などと装丁を変えながら延々と続くように、映像作品も、新たなソフト形態になりながら、永遠に消費者の手に届く事になるのだろう。何年周期なのだろうか?

「戦争」、「核」の恐ろしさを、学校で学ぶ授業以上に痛感させられたのが『ゴジラ』を中心とした「東宝特撮映画」の数々だった。

『ゴジラ』には、特撮技術の原点はもとより、複雑ではあるが、解りやすく演出された「愛」が鏤められている。男女のそれから、家族、地球規模に至るまで。作品の行間を読み取れば、芹沢博士が生きていた!との説も皆無だとは言い切れないかもしれないが、それには触れずに、本作は『ゴジラVSデストロイア』へとも繋がり、ひとまずの終焉を迎えた。

河内桃子さんは、両作品に御出演され、充実した正続編になりましたが、若い頃からお綺麗な方ですね。

レイ・ハリーハウゼンの作品の一部が、最新の技術を駆使して、カラー版(もともとはモノクロ作品のもの)を発売しているが、新作を凍結した『ゴジラ』については、無用の長物である事を忘れてはなるまい。

『ウルトラセブン 超完結編  2002』 93

新マン「もしかしたら、誰かが閉じ込められたままなのでは。」

新マンは宇宙艇に潜入すべく、等身大となり、扉の前に降り立った。扉がすんなりと開くはずもなく、力ずくで、こじ開けた。中には、宇宙服を着た、一人の人間が倒れ伏していた。酸素ボンベの残量メーターが、中央辺りを指していた。その横には、空っぽになったボンベが2つ転がっていた。

新マン「まだ、生きているようだな。」

そう、心の中で呟いた彼は、倒れ伏している者の顔を見て驚いた。フルフェイスのヘルメットに覆われてはいたが、その顔立ちは、かつての坂田次郎くんの面影を持つ者だ。

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