ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第13話
制作当初は、全8話だとの報道もあったと思うが、全13話で終了したようだ。
ブルトンをキーマン?にして、様々な怪獣・超獣達をクロスオーバーバトルさせた本作(『大決戦!超ウルトラ8兄弟』も、このような構成なのだろうか?)。
ケイトとレイが姉弟で、ゼットンとゴモラ&エレキング&リトラと激突。ゴモラと同調し、苦痛を味わう、レイ。それが、「レイオニクスバトル」だそうだ。レイブラッドの血を、レイモンを覚醒させるために、姉は弟を戦わせる。
ゴモラに勝利するゼットン。だが、キングジョーブラックが急襲。まさか、平成の時代に、両者のガチンコバトルが見られようとは、夢にも思わなかった。共に、人類の超兵器で、何とか葬った相手だが。
レイは覚醒し、レイモンに。同調したゴモラはEXゴモラに。ゴモラの進化には納得だ。キングジョーブラックも、映像作品に登場する事により、ソフビ人形の存在価値もアップ。メカゴモラテイストだが、やはり強い。だけど、覚醒した後なので、ゼットンはケイトが回収すれば良かったのではなかろうか。御役目を、最後まで真っ当しなければならないのだろうが・・・。
レイモンは戦わない。その超能力を、ウルトラマン救出の為に使用するが、彼は蘇らない。
覚醒の役目をサポートしたケイトは消滅。レイは、レイブラッド星人の後継者として、戦いの道を歩み続ける事に。とりあえず?ZAPの仲間達と惑星を脱出。だか、生きていたキングジョーブラックがペンドラゴンを捕獲。その時、ウルトラマンが。ウルトラマン対キングジョーブラックが最終回に用意されていたとは驚きだ。鳥肌が立ち、涙腺が緩む。
ウルトラマン、生きているよね。いつの時代にも人類を守ってくれる英雄なのだから。
なんと、次週からリピート放送。第2話を見逃していたのでラッキーだ。DVDソフトが発売されるのに、放送サイドは太っ腹ですね。レンタル店もありますからね。
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最初に『大怪獣バトル』の情報を耳にした時は、『ウルトラファイト』みたいな感じだと思っていました。
ですが『大怪獣バトル』は、歴代のシリーズとも繋がっていたので、ストーリーがしっかりと構築されていました。
ケイトの思惑も『大怪獣バトル』なのではの展開で、本作に一本の道筋をつけてくれましたね。
投稿: NWF | 2021年5月 8日 (土) 21時53分
こんばんは。
「大怪獣バトル」12話はエレキングがゼットンにボコられるゴモラを助けようとして倒れる姿が悲しいです。
彼はゴモラからゼットンの目を逸らさせる為に、自分が倒されるのを覚悟の上で攻撃を加えたと思います。そのお陰で、ゴモラとリトラは反撃するチャンスができましたから、結果的に3匹でゼットンを(一時的に)ダウンさせた事になります。
後の事を思えば、ゼットン(ケイトさん)は3匹の命を取らないよう、そこそこ手加減していたようですね。すべてはレイくん(+3匹)に対する「愛の鞭」だったのですね。
投稿: A-chan | 2021年5月 6日 (木) 02時06分
感情移入出来る怪獣は、良いですね。
しかも、本作では味方ですから。
まさか、エレキングがカプセル怪獣的な扱いを受ける時代が訪れるとは・・・でした。
ゴモラは、『ウルトラセブン』の検討時に、地球怪獣をカプセルに収納という案がありましたね。
「絆」ですが、特に『ウルトラマンメビウス』で描かれており、強く感じられました。昭和世代からのファンとしては、「熱い展開」であり、「感動」に浸れ、余韻を楽しむ事も出来ます。
『ウルトラマンX』では、ゴモラアーマーやエレキングアーマーが登場しますが、「味方の地球怪獣」ゴモラと、「味方の宇宙怪獣」エレキングという構図が再確認出来ます。
上手い具合に、『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』からチョイスされているので、バランスも素晴らしいものです。
投稿: NWF | 2021年4月12日 (月) 22時56分
こんばんは。
お褒め頂きありがとうございます。語呂合わせも、お上手だと思います(笑)。
泣かせるエレキングの「リンク切り」ですが、あれが起きたのは奇跡でしょうね。
怪獣達はレイくんと心が通じてますから、自分の苦痛やダメージがに彼に伝わり始めたのが分かっていたはず。エレキングは今際の際に必死で祈ったと思います。
「レイ、オレから離れろ。一緒に来ちゃダメだ・・・・・・」
絆を結んでから初めての拒絶。それはレイくんを嫌いだからでは無く好きだからこそ、助けたいからこそ。そして奇跡的にリンクが切れましたが、それは彼にできた精一杯の処置。もし、ケイトさんの助言が無ければ・・・・・・(ケイトさんが精神体になれたのは、レイブラッド星人の血を濃く受け継いでいるからでしょうか)。
ともあれ、エレキングの自己犠牲はレイくんを成長させる大きな原動力になったようで、最終的にレイブラッド星人の野望を打ち砕きます。「大怪獣バトル」の最大のテーマは「心の絆」。そして何事にも屈しない「心の強さ」だと思います。
投稿: A-chan | 2021年4月12日 (月) 01時03分
A-chanさんの「エレキング愛」に完敗、乾杯!!
本シリーズでのエレキングの活躍は素晴らしいものでした。続編の『NEO』で絶命してしまうのですが、演出的にも、ゴモラとは異なる戦いの構図が展開出来ました。
昔は「夢の対決」というテーマで、小学館の学年誌に特集が組まれ、ワクワクさせられたものです。
本作は、『ウルトラファイト』とは異なり、A-chanさんのコメントにもありますように、怪獣・宇宙人・人間の組み合わせを問わず、深く心情をくみ取れる脚本が用意されていました。
「ウルトラシリーズ」の息の長さ、ふり幅の広さですね。
その後も御存知のように、人気怪獣の一角を担う故に、度々登場します。
本作以前ですが、『有言実行三姉妹シュシュトリアン』でも元気な姿を見せてくれていました。
投稿: NWF | 2021年4月10日 (土) 23時50分
こんばんは。
「大怪獣バトル」で改めてエレキングの戦いの軌跡を観直してみました。
彼は水中では王者ですが、陸に上げられてしまうと、か弱い子ですね(汗)。ゴモラに技を全部かわされ、頭突きや尻尾の浴びせ落としを食らい、マウントを取られて連続ビンタを食らわされ(痛そう・・・)、更には投げ技と超振動波を食らいダウン(可哀そう・・・)。
それでも、エレキングは自分を生かしてくれたゴモラ(&レイ)達に友情を感じたのか、それにバトルナイザーが反応して彼を収納してくれました。
エレキングが怪獣惑星と化したボリス星へ送り込まれたのは、まだ支配の手がそれほど付いていない幼少の頃でしょう。主人を守る為に戦えという教育は受けていたかもしれません。
それが、いきなり西も東も分からない未知の惑星へ送り込まれ、死と隣り合わせの野生生活。孤独だったと思います。彼は仲間を求めていたのでしょう。
それからのエレキングの戦い振りは、実に健気ですねえ~(涙)。常に一生犬鳴・・・いえ、一生懸命。ゴモラに負けない不屈の闘志で、ゾアムルチ・ドラゴリーを倒します。
でも、痛々しい場面もありますね・・・。キングジョーブラックには3匹揃って吹き飛ばされ、ゼットンにはリトラ共々火球を食らい・・・・・・。
これが「メテオ火球」で無くて幸いでした。もしゼットンが本気だったら、3匹共全滅してましたよ。まあ、後に分かる事ですが、ケイトさんは弟・レイを覚醒させる為に、そこそこ手加減していたようですね。
パート1の最終回は主役・ゴモラの独り舞台になりましたが、その反動か、エレキングはパート2の「NEO」で元気いっぱいの戦いを見せてくれますね。でも、その後は・・・・・・。
投稿: A-chan | 2021年4月10日 (土) 01時36分