ゴジラ
954年の作品。日本が誇る怪獣映画の原点だ。
私が初めて観たのは、「復活フェスティバル ゴジラ1983」だった。レンタルビデオ、LDと何度も繰り返して観たのだが、廉価版DVDが単品売りもされたので購入したのだ。
いまさらなのだが、とにかく画質が綺麗だ。LD全盛の比では無いのだ。書籍が、雑誌掲載~コミックス~文庫サイズ~豪華版などと装丁を変えながら延々と続くように、映像作品も、新たなソフト形態になりながら、永遠に消費者の手に届く事になるのだろう。何年周期なのだろうか?
「戦争」、「核」の恐ろしさを、学校で学ぶ授業以上に痛感させられたのが『ゴジラ』を中心とした「東宝特撮映画」の数々だった。
『ゴジラ』には、特撮技術の原点はもとより、複雑ではあるが、解りやすく演出された「愛」が鏤められている。男女のそれから、家族、地球規模に至るまで。作品の行間を読み取れば、芹沢博士が生きていた!との説も皆無だとは言い切れないかもしれないが、それには触れずに、本作は『ゴジラVSデストロイア』へとも繋がり、ひとまずの終焉を迎えた。
河内桃子さんは、両作品に御出演され、充実した正続編になりましたが、若い頃からお綺麗な方ですね。
レイ・ハリーハウゼンの作品の一部が、最新の技術を駆使して、カラー版(もともとはモノクロ作品のもの)を発売しているが、新作を凍結した『ゴジラ』については、無用の長物である事を忘れてはなるまい。
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