『ウルトラセブン 超完結編 2002』 110
バルタン星人「せめて、せめて幼き者だけでも。」
何と、その叫び声が聞こえたかのように、燃え盛る居住区から、一部が欠けているものの、岩肌を持つ球体(廃月)が浮上を始めた。
その時、死んでいたと思われていたメフィラス星人が、上半身を起こし、両腕から再び光線を放った。しかし、それを拒むかのように、涙していたバルタン星人が、その身を挺して光線を遮った。
卑怯なメフィラス星人めがけ、初代マンがスペシューム光線を放つと、またしても姿を消してしまった。その時、セブンの脳髄に語りかけてきた者がいた。
「セブン、ウルトラセブン、僕たちにはわかります。あなたの正義は、この宇宙に平和をもたらすという事が。」(シルビィバルタン)
球体は上空に舞い上がり、姿は見えなくなった。
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