『ウルトラセブン 超完結編 2002』 174
ダンは驚いた。自分の行為を正当化しようとしたり、戦いに意義付けをし、正義とは何かという事に縛られていた自分に対し、何の迷いもなく、単純明快に、いとも簡潔に真実をついた麗の言葉に。
ダン「宇宙の平和を願うのなら、誰かが戦わねば、いや、戦い続けなければならない。それが、私の使命!」
麗「頑張って!!」
何のてらいも無く、屈託の無い表情でダンを励まそうとするひとりの少女。
麗だって本当は、犠牲者の出る戦いを望んではいないはず。だが、戦うすべを持たない麗には、ダンに託す以外なく、彼の自覚を促すに過ぎない言葉だったのかもしれない。
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