『ウルトラセブン 超完結編 2002』 172
恭子「父を殉職で失ってから、宇宙人に対して憎しみを持ち始めたのは事実でした。私が看護の道に進んだのは、父のように2度と大切な人を失いたくなかったからです。あなたの身体の様子を知った時は、驚きました。宇宙人に対しての憎しみの心が出てきたのも、正直な気持ちでした。ですが、怪我をしている方を放っておく事が出来なかったのです。そして、あなたの持ち物を拝見した時、私は、あなたを看護出来た事に、喜びと誇りを感じる事が出来ました。」
ダンは、口を固く結んだまま、恭子の話に耳を傾けている。
恭子「小さな小箱はよく解りませんが、赤色のサングラスのような物を見た時に、直感と申しましょうか、父が幼い子供のように憧れていた、ウルトラ警備隊の7番目の隊員、ウルトラセブンの姿が頭の中に甦ったのです。」
ダン「そう、でしたか・・・。」
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