『ウルトラセブン 超完結編 2002』 191
数年後、次郎の肉体は寿命の時を迎えていた。年老いていく肉体は、セブンの能力を持ってしても、どうする事も出来なかった。
次郎の枕元に親族が寄り添う。次郎は、間もなく、息を引き取った。ミラクルマンの最後だった。次郎としての寿命を全うしたダン。涙を流しながら、有未が次郎の耳元で呟く。他の誰にも聞き取れないような声で。
有未「ありがとう、モロボシのお兄ちゃん。」
それは、次郎と同化したダンの耳元には、確実に届いていた。
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