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三沢光晴さんの思い出

今でも、故・三沢光晴選手の追悼記事を目にする事が多い。言うまでもなく、彼の人柄、人徳の成せる技だろう。

彼は、年内には引退して、仲間のレスラーの第2の人生の受け皿として、複数の飲食店を始める予定だったそうだ。

そう思うと、あと一年早く引退していれば、また『NOAH』を立ち上げていなければ、最近低迷久しいプロレス界の、社長業としての心労による精神的な負担が、肉体に与えた影響も少なかったはず、との思いが皆無とは言い切れない。

彼がタイガーマスクとして活躍していた頃の話だ。全日本プロレスの会場では、休憩の前か後ろだったと思うが、ファンサービスとして、サインボールをリングから観客席に投げ入れていた。

私も欲しくて、背中を向けている彼に、「タイガー、こっち(にも投げて)!」と叫んだ。すると、こちらに向いて、2階席にいた私を目掛けてサインボールを投げてくれたのだ。タイミング悪く、それは他の観客に横取りされてしまったが、タイガーマスク(三沢)選手の人柄、温かさを知るには十分過ぎる出来事だった。

一生、忘れない、私だけの思い出である。

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