宇宙怪獣 ガメラ
公開当時は、今度は、一度に6匹が相手か、と思いましたが、過去の編集映像である事を知り、ガッカリしたのを覚えています。ビデオデッキが普及する直前なので、リバイバル的な感覚でしたが、第3次怪獣ブームの一翼を担ってくれた事には相違ありません。
宇宙海賊船ザロン号の、下部からのあおりのカットは、『スターウォーズ』の影響であり、『ウルトラマン80』のスペースマミーでも、同様のカットが見られました。
ギルゲは、いかにも悪そうなコスプレのお姉さん。でも、私服?地球での服装は、魅力的でした。
『宇宙戦艦ヤマト』と『銀河鉄道999』とのアニメ合成は有名(著作権がおおらかな時代)ですが、『週刊少年ジャンプ』での『こち亀』と『キン肉マン』は、記憶の中から消去されていました。私も、ボケ老人?の仲間入り!?とどめは、子供3人が「ジャンプ」までして、その場で跳ねてしまうとは・・・。
ガメラは、①ギャオス、②ジグラ、③バイラス、④ジャイガー、⑤ギロン、⑥バルゴンの順で激突。この世界では、ガメラは宇宙の怪獣で、敵の怪獣達はギルゲの親分(姿は不明)に操られているようだ。
また、意図的に時代を考慮してか、ガメラの手足が切り裂かれ、緑色の血飛沫が飛び散るシーンはカットされていたようだ。
ラストでガメラは、宇宙船と共に爆死したようだが、微妙に嬉しいような悲しいような結末だ。
この時代に、子供のガメラファンが存在していたのは嬉しい。また、ファンコレのガメラやLPレコードも小道具として使われており、嬉しい演出である。
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» ガメラ:昭和(湯浅)版BS11視聴記(宇宙怪獣編) 2009/08/20 [ガメラ医師のBlog]
本日二本目の更新。前項の「(対ジグラ編) /08/20」に続きまして、昭和時代の大映ガメラシリーズについての観賞記まとめです。
衛星放送の「BS11デジタル」
HD環境にて8月19日(水)に、「宇宙怪獣ガメラ」が放映されました。
上記映画の実況および感想記事をまとめております。
先ずは、放映時の「実況編」。
『 関口麻美の『あなたの為にネタを書く事がこんなにもツライ事だなんて…』 』
http://ameblo.jp/action2tape/
さん、8月19日の更新。
宇宙怪獣ガメラ 【... [続きを読む]
そうですね、本作がなければ「平成ガメラ」は無かったかもしれませんね。
もしかして、この1980年代は、「怪獣バブル」の時代だったのかもしれません。
1983年には、「復活フェスティバル ゴジラ1983」も開催されましたから。
『仮面ライダーディケイド』、みんなが知っているキャラの別の世界の「先取り」だったのかな!?
投稿: NWF | 2009年8月23日 (日) 10時28分
当時は「徳間グループ」の肝いりで再編集された、と記憶しておりますが、集英社のジャンプを始めとして何故ここまで奔放なコラボが可能だったのか今でも不思議に思っております。
本作を潔しとしなかった当時の怪獣少年達が、平成三部作を作ることになることを思えば、これも歴史と申せましょうか。^^;)
投稿: ガメラ医師 | 2009年8月22日 (土) 17時47分