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ガメラ2 レギオン襲来

冒頭から漂う、緊迫感。前作同様に、間延びはない。

見えない恐怖の演出。姿、その全貌を現さないレギオンの恐怖も。

やっと姿を現したガメラが対峙したのは、怪獣ではなく「草体」。前菜が続きます。

ガメラに纏わりつく小さなレギオン。今見ると、CGの微妙な技術の稚拙さを感じます。当時としては、「最先端」だったのですが。

まだ、破壊されたままの東京タワー。全作との時間の流れを感じさせてくれます。

小林昭二氏、高杉俊介氏も出演されており、「ライダーファン」もニンマリ。

炭化ガメラを復活させたのは、少年少女達の純粋な願い。火の粉がガメラの上部で「勾玉」の形態になり、判りやすい視覚効果でした。前作に引き続き、草薙浅黄役の藤谷文子ちゃんが握りしめていた「勾玉」の破壊と共に。

最後は、ガメラの「ウルティメイト・プラズマ」で、レギオンを粉砕。当時は、非難の声も多かったが、口からの火炎よりも多量の火力を表現するには、腹部のデザインは十分すぎる程の説得力がありました。有無を言わせぬパワーとでも申しましょうか。

公開当時から、怪獣映画としての評価が高い本作。「三大巨大生物 地上最大の決戦」は、見ごたえ十分でした。もはや、疑似科学の粋を超え、「リアリテイ満載」の、嘘・偽りのない世界観です。でも、「夢」が失われているのは残念ながら、「事実」かもしれのせん。

レギオンは、シルエットがガラシャープに似ていたが、多少のオマージュを含んでいたのかな?

余談ですが、ピンクのセーターを着た水野美紀ちゃんは可愛かったですね♪

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» ガメラ:平成(金子)版BS11視聴記(G?感想編) 2009/08/24 [ガメラ医師のBlog]
 前項の「 (G?実況編) 」に続きまして、23日のBS11「ガメラ? レギオン襲来」放送後の感想編です。 『 観測所||Д゚)blog 』 http://blog.livedoor.jp/cale000/ さん、8月23日の更新。 「ガメラ2 レギオン襲来」★★★★☆ http://blog.livedoor.jp/cale000/archives/51305999.html 「今作は自衛隊大活躍。というのも、自衛隊の防衛が主軸にストーリーが進んでいく。ガメラは圧倒的な力で事態を収拾させる役... [続きを読む]

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