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ガメラ対大悪獣ギロン

最初から「悪いやつ」と決められています。「大悪獣」です。いかにも「悪そう」です。でも、「番犬」・・・。

暗闇で、ちょっと猫目(発光)の宇宙人のお姉さんは、前作(バイラ人)のギミックの流用のようです。ベルトの発光(点灯移動)も、結構凝っています。

音楽は菊池俊輔氏で、ちょっと「タイガーマスク」っぽかったですね。

オープニングテロップの、「明夫君」、「トム君」、「友子ちゃん」には爆笑。敬称がついていますが、こういう「時代」でした。棒読みのセリフも微笑ましかったですね。前作からの外国人の子供とのコンビは、海外セールス用です。

宇宙ギャオスの登場で、画面も賑やかに。体色をシルバーにした色変えだが、「昭和のガメラ」唯一の、ライバル怪獣同士の激突である。

包丁怪獣(勝手に命名)との死闘は、料理されかけたカメの抵抗のようでもありました。殺伐とした戦いになりがちですが、手裏剣の痛さに「ゴーゴー(私語?)」を踊っていたように見えたガメラや、「ウルトラG(鉄棒体操)」(ゴジラのシェー!を意識していたのかな?)等の演出により、明るいピクチャアームービーになっており、「三大怪獣」が登場する、娯楽巨編に仕上がっていたようです。

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コメント

いつも、御紹介、御褒めの言葉を頂き、ありがとうございます。

子供の頃は、登場怪獣が多ければ、それだけで至福の時を過ごせたものです。

もちろん、それ相応の内容も必用ですが、子供のの頃は「質より量」だったのも事実で、怪獣映画への「良き入り口」であった事は否定出来ません。

そんな、懐かしい、まだまだ綺麗で純粋だった!?頃の思い出をも蘇らせてもくれる「熱い夏」です!!

 ご紹介が遅くなりまして、申し訳ございません。こんにちは、ガメラ医師でございます。
「三大怪獣」登場の娯楽巨編、とは実に的を射た表題で感服致しました。娯楽に徹した当時のスタッフの熱意が伺われる作品だと改めて思った次第です。
 湯浅版のガメラシリーズもいよいよ後半、皆様のご感想を拝読するのが楽しみです。^^;

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» ガメラ:昭和(湯浅)版BS11視聴記(対ギロン編) 2009/08/17 [ガメラ医師のBlog]
 前回の(バイラス編)、「BS11視聴記 /08/10」はこちら。 BS11以外の「湯浅版視聴記 /08/11」にはこちらより。  昭和時代の大映ガメラシリーズについての観賞記まとめです。 衛星放送の「BS11デジタル」 http://www.bs11.jp/ HD環境にて8月15日(土)に、「ガメラ対大悪獣ギロン」が放映されました。 上記映画の実況および感想記事をまとめております。  先ずは、放映時の「実況編」。 『 あっしの人生、いろいろなのよ 』 http://blueblue.air... [続きを読む]

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