ガス人間第1号
2月26日に、教育テレビで放送された『ガス人間第1号』。「劇場への招待」で、昨秋に舞台化されたものの録画中継だ。
東宝特撮映画の名作(1960年)の同作を知っているものにとっては、懐かしさと、ある種の驚き。オリジナルを知らない人にとっては、キャストありきの鑑賞なのだろうか。
東宝特撮ファンにとってはお馴染みの水野久美さんはじめ、伊原剛志、三谷昇、中山エミリさん、数々の特撮絡みの俳優さんも顔を揃えていた。
原作を、現代の設定にし、単なるリメイクではない本作。「気体人間第1号」なら、権利関係の生じない、新作としても公開出来たと思うが、やはり「東宝特撮映画」の存在感が大きいのだろう。
舞台も、技術革新が進歩し、「特撮映画」でなくても「表現」出来る「幅」が広がっており、今後の特撮映画のポジションの危うさをも感じさせられた。
今週発売の、「東宝特撮DVDコレクション」は『ガス人間第1号』だが、やはり関係性があるのかな。コラボによる、売り上げアップ!?
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