TOKUMA COMICS 仮面ライダー ②
山田ゴロ版(「テレビランド」掲載)の、『X』、『アマゾン』、『ストロンガー』、『仮面ライダー(スカイ)』の前半を収録。スカイライダーのみ、リアルタイムでの掲載作品だ。
『X』は、顔が敬介で身体が変身後のカットも多く、なぜか嬉しい。TVシリーズでは、変身シーンに限られるからだろう。
また、改造人間としての悲哀が、日常生活で他者と関わる中で描かれている。
P13での、ユリシーズ、パニックによる「給料あげろ」や、P65の「税金どろぼう」等のお笑いも顕在。
『アマゾン』は、切ない孤独感が見事に描写されている。獣人ヘビトンボ編は、名作だ。
『ストロンガー』では、タックルが丁寧に描かれている。城茂より、機械の部分が多い事、あまりTVシリーズではクローズアップされなかった、日常生活での改造人間としての苦悩が涙を誘う。
磁石団長は、磁力団長と表記されているが、「じしゃく」とのルビが。
ヨロイ騎士は、「古代バイキングの血」を引いているそうだが、この設定が、リバイバル時期のコミカライズに出てくるとは。
『仮面ライダー(スカイ)』は、顔が筑波洋で身体が変身後の描写があるが、TVシリーズでは無かっただけに、コミカライズ万歳と言ったところか。
長谷川麻衣子、広瀬といった、洋の仲間にも結構スポットライトが当たっているようだが、。これが、リアルタイムで掲載の強みだろう。
« アイアンキング 第十話 死者へのくちづけ | トップページ | TOKUMA COMICS 仮面ライダー ③ »
「コミックス」カテゴリの記事
- キン肉マン 第 87巻(2025.01.06)
- 新 仮面ライダーSPIRITS 第39巻(2024.10.19)
- キン肉マン 第86巻(2024.10.08)
- キン肉マン 第85巻(2024.07.06)
- 新 仮面ライダーSPIRITS 第38巻(2024.05.20)
コメント