全日本プロレス中継 昭和54年2月3日放送
「ジャイアント馬場VSブルーザー・ブロディ」
特別試合であったが、ブロディの悪行だけが目立った。
「ジャンボ鶴田VSキム・ドク」
さて、UNヘビー級選手権だが、結果は知っていたものの、なかなか熱のこもった試合だった。ドクは、あれだけ暴言を吐いていたが、いざ試合となると、ストロングスタイルの試合を見せてくれた。そのせいかどうか、見事なバックドロップで1本目を先取した。
逆にジャンボは、焦った末、チャンピオンとしてあるまじき行為、戦場を場外に求めた。まさに、チャンピオン失格である。彼も、スピニングトゥーホールドで攻め、押していたにも関わらす゛、形勢不利になると、そうだ。ドクの方が、チャンピオンに相応しい。結局は、水入りのドローで、勝負が着かず仕舞いだった。
だが、その後のドクは、暴言を吐くどころか、ジャンボの勝利を認め握手を求めた。まさに、チャレンジャーに相応しいものである。この後、ジャンボは、彼の挑戦なら、いつでも受けるという、快い発言を。そして、握手。本当に、すがすがしい光景だった。ジャンボのAWAへの挑戦は、彼が不利と僕は予想する。ニック・ボックウインクルも、伊達に3年も、強豪を倒していない。AWAへの挑戦は、NWA王者となってからでも遅くないのではないのか。
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