全日本プロレス中継 昭和54年2月24日放送
「AWA世界ヘビー級選手権 ニック・ボックウィンクルVSジャンボ鶴田」
今年、初めて見る世界タイトルマッチ。チャンピオンのニックに、全日の若きエース、鶴田の一戦が行われた。もちろん、結果は知っていたが、それ以上に、しらけた試合だった。両者に、スタミナ切れが目立っていた。ジャンボも、あのジャンピングパイルドライバーの後で、フォールの体勢に、意地でも根性でも、なんでもかんでもでいいから持っていけば、今頃は三冠王だったろう。しかし、ニックも汚い。日本の時とは、まったくファイトが違う。
三年タイトルを守ったといっても、反則含みのルールを最大限に生かしての防衛だけに、テクニックを失いかけているようだ。あのファイト、スタミナでは、リアルチャンピオン決定戦では、ハリー・レイス、ボ・ブバックランドには到底勝つのは無理だろう。
「AWAを奪取していれば、鶴田はUNヘビー、馬場とのインタータッグと合わせて、三冠だったんですね。また、NWA(レイス)、WWWF(バックランド)、AWAの世界三大チャンピオンのダブルタイトル戦が開催され始めた時期だったようです。NWA(リック・フレアー)とAWA(リック・マーテル)のダブルタイトルマッチのみ、後年、全日本のリングで行われました。」
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