ワールドプロレスリング 昭和54年3月16日放送
「坂口征二VSマサ斉藤」
この試合は、デスマッチで行った方が良かったと思う。そうしていれば、上田馬之助が、坂口の妨害をしていなかったからだ。
「藤波辰巳、グラン浜田VSベビー・フェイス、ペーロ・アグアイヨ」
まさに、パラシオ・デ・ロス・ディポルデスでの、メキシカンタッグの錯覚を思わせた。浜田のテクニックは、なかなか見応えのあるものである。この文章で、書き表す事が、出来ないほどのものだから。それに、藤波もハッスルしていたので、メキシコプロレスの神髄を、十分に見る事が出来た。ハンマースルーで外人チームをぶつけようとしたが、うまく切り返された。が、また、それを藤波、浜田が返したのは見事なものだった。最後のドラゴンロケットは、芳しくないように思えた。ドラゴンロケットは、成功率が低いので、チャンスがあれば、使うというのは、良くないと思う。浜田のトッペにも、同じような事が言える。もし、こんな事が無ければ、もっとメキシコプロレスを見る事が出来たであろう。
「アントニオ猪木VSタイガー・ジェット・シン」
シンのセコンドに、上田、斉藤が着いていたために、危ないかなと思ったが、試合内容は、それほど荒れていなかったように思う。ただし、テレビで見た限りだが、シンのテクニックは、やはりAWA世界のベルトに挑戦しただけあって、一流なものである。これは、言うまでもない事だが、しかし、猪木の方が上であろう。
気になるのは、4月5日の「猪木VSシン」戦が、急遽NWFタイトルを賭けるようになった事だ。何か、悪い予感がしているのだが・・・。出来れば、3本勝負がいいと思う。レスリングテクニックの応酬が見られるだろうから。
その2日前の、猪木の格闘技戦も忘れてはならない。もし、猪木が負けるような事があれば、おそらくシンにも負けるであろう。猪木ガンバレ!
最後に、もうひとつ。ヒロ・マツダが来日する事になったが、猪木とのシングルでの対決は無いであろう。来週は、ストロング小林が当たる事になったが、上田たちに惑わされずガンバッテほしい。
「ハチャメチャで稚拙な文章だが、プロレスにのめり込んでいたのは間違いありません。プロレスの知識も、見方も、まだまだ未熟な時代だったようです。」
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