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ウルトラマン列伝 第54回 悪魔はふたたび!アボラス対バニラ!!

『ウルトラマン』、第19話「悪魔はふたたび」を放送。

とにかく、画質が綺麗。ウルトラマンのマスクは、塗りのハケむらのような跡も確認できる。

青い怪獣アボラスが、赤い怪獣バニラを撃破。

アボラスは、銀色の体色に赤いラインのウルトラマンと激突。

カラーテレビ時代の幕開けに相応しい演出。

バニラの鳴き声は、アンギラス(「東宝」)の流用みたいですね。

監修を務めた円谷英二氏の、二大怪獣激突の迫力は、「怪獣映画」そのもので、迫力満点。

子供心に、ワクワクしていた作品でした。

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コメント

『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」は、オープニングテロップに表記はありませんが、円谷英二特技監督が携わったと言われています。幼心に、いつもと違う何かを感じていました。

怪獣同士の激突にハラハラドキドキ。青色VS赤色の解りやすい構図。この当時は怪獣トーナメント戦であり、ウルトラマンが一度に2体の怪獣と戦う事はありませんでしたが、そんな不満を微塵も感じさせられませんでした。

『ウルトラマンZ』第11話「守るべきもの」で、2体のレッドキングが出現し、卵を守るためという、怪獣側の演出が用意されていました。

これも、長期シリーズのふり幅の広さ故だと思われます。登場する全ての生命体にはバックボーンがあります。裏設定が用意されているものが今では数多くあるようですが、当時は、そんな余裕は無かったのでしょうね。整合性も・・・。TBSにフィルムを納入するのがギリギリのようでしたから。

これからは、個々の背景や、異なる視点のエピソードも見られる機会が増えてきそうですね。

人間の都合で生み出され、また犠牲になってく怪獣が多いのは残念です。人間が存在する限り、色々な意味で怪獣が生まれつ続けていくことでしょう。

こんばんは。
アボラスとバニラ。2頭の出生は古代人の2つの国家の争いが関係していると思われます。敵国を破壊する為に敵対するものを破壊する命令を植え込んで作り出した生物兵器。その過剰なまでの両者の破壊力に、自分達の国家は勿論、他の国家まで破滅に導きそうになったので、2怪獣は液化され封じ込められた・・・・・・。
2頭を殺さなかったのは、当時の科学者陣が自分達の最高傑作を後の人類に知らしめたかったのかもしれません。ルーツは違えど「人類」の身勝手とエゴはいつの時代も同じなのだと思います(古代人達は「負の遺産」だけ残して、気候の変動とかで他所の星へ移住してしまったのでしょう)。

思えば、アボラスとバニラは可哀そうな存在かもしれません。彼らはお互いが「お前に恨みは無いが、ご主人の命令だからな」という感じで戦っていたのでしょう。見知らぬ時代に目を覚まして「オレの住んでいた世界はどうなったんだ!?ご主人達はどこだ!?」と、2頭とも戸惑った事でしょう。
科特隊は2頭が引かれ合うのを「野獣の闘争心」と称していましたが、彼らとしては主人無き今、生きる意味の無いお互いの存在を終わらせる為に互いを求めていたのでしょう。
「また会ったな。これで終わりにしようぜ」
「どっちが殺られても恨みっこ無しだぜ」
そして、バニラはアボラスの泡に包まれ薄れていく意識の中で「ありがとう・・・・・・」。
残ったアボラスは後に現れたウルトラマンを自分やバニラと同じ出生の者と思い、終わりにしてやる為に戦いを挑み、自分が終わらされ「ありがとう・・・・・・」。

古代人の命令から解放されて怪獣墓場で眠っていた2頭の魂は、後に悪のウルトラマンに利用される事になりますが、その後は静かに眠りにつかせてあげたいです。

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