「ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗」 円谷英明
第二刷を入手し、4時間位で、一気に読んでしまった。
TBS、東宝との決別が、結果的に「ウルトラシリーズ」の矮小化に繋がったようだ。
『80』から『ティガ』までの、空白の16年の理由が明白に。
社会常識からかけ離れ、専門に特化しただけの組織は、やがて淘汰されるという事。
円谷プロとて、例外ではなかったのだ。
中小企業にとって、多くの教訓も示唆されている。
また、数多くの醜悪な事が掲載されており、一言では語り尽くせないのは事実。
だが、『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』の作品としての評価は、決して下がる事はない。
今もなお、この3作品が輝き続けているのは、ある意味、草創当時の、彼らの「犠牲」があったからなのかもしれない。
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