ゴジラ1984
LPサイズの袋です。
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LPサイズの袋です。
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『ゴジラ』(1984)ですが、海外では人気が高いそうで、お国柄の違いを感じさせられます。
久々のゴジラ復活という事で、話題は凄まじいものでしたが、劇場公開後の反応は、手放しに喜べる状況ではなかったようです。
私も、色々と物足りなさを感じ、あくまでも通過点としてのリメイクに過ぎないようでした。
この後、やはり対戦相手が(興行的にも)必要という事で、平成の「VSシリーズ」となりますが、着ぐるみの造形も生物感が乏しいのかなとも思います。
経年劣化、撮影中の損傷が画面では見られない制作上の徹底した管理が、裏目に出ているようです。着ぐるみのダメージが見受けられない分、時間の経過も判り難いですね。
街並みの変化、高層ビルの建築により、ゴジラ自身も身長のアップが求められ始めた時代でもありました。
とはいえ、本作が無ければ、現在までの作品が無かった、もしくは別のものになっていた事を思えば、復活した事に意義があるので、ありがたいですね。
また、ショッキラスも、後に巨大化して姿を見せていれば、もっと価値が上がったのかもしれません。
核兵器使用の有無に対する、総理大臣の姿勢は良かったですね。変に、ゴジラ映画を大人作品化しすぎず、背伸びしすぎずでした。
投稿: NWF | 2021年5月23日 (日) 02時37分
こんばんは。
LPサイズのゴジラの袋、イラストが迫力ありますね。
シリーズの一番最初の「ゴジラ(1954)」の完成度・内容の深さ・メッセージ性などについては既に多くの方々が語っておられますので私も深く申し上げる事は無いと思いまして、昭和最後のゴジラ映画「ゴジラ(1984)」とひっくるめて話題に入らせて頂く事に致しました。
「ゴジラ(1984)」は昭和シリーズの続きでは無く、後の平成VSシリーズの序章になるのですよね。と言うか、本来ならゴジラはあのまま三原山で永遠の眠りにつくはずのところが、ファンの熱意によって平成に入ってからは火山内でも生存可能な神がかりな怪獣に生まれ変わってしまいました(汗)。
昭和の時代の怪獣達(ゴジラも含めて)なら火山に入ろうものなら、こんがり丸焼きになってしまうでしょうが、VSシリーズのゴジラは口からだけで無く体から放射熱線を発する事ができるようになっています。VSゴジラが生身でありながら火山内で活動可能なのは、これを応用したバリア能力のお陰と思っております。
平成時代に入ってからのゴジラは昭和の時よりも体が大きくなり、能力もパワーアップしてますが、特筆すべき事は核爆発に耐えるというか吸収してしまう事ですね。昭和のゴジラはここまで不死身ではありませんでした。
「ゴジラ(1954)」で山根博士はゴジラが水爆の洗礼を受けながら生きていると言われてますが、セリフをよく聞いていると博士の言う水爆の洗礼というのは「核爆発」では無く「放射能」の事のようです。昭和のゴジラは巨大な体と分厚い皮膚が通常兵器を受け付けないというだけで、作戦で動きを止めて喉元を集中攻撃すれば倒せる相手だと思います。ただ、放射熱線という飛び道具がそれを阻止してしまいますけど。
ですから、もしオキシジェンデストロイヤーが無ければゴジラ殲滅の為に核兵器の使用が考えられたかもしれません。
(現に「三大怪獣」の時にはゴジラ&ラドン対策に核兵器の話が出てますし「南海の大決闘」の時には核爆弾を察知したゴジラが大慌てで退避しています)
地球上最強の生き物とはいえ、昭和の頃のゴジラには生身の生き物としての温かみを感じてますが、VSシリーズ以降の生物としては飛躍し過ぎてしまった平成時代のゴジラは、もはや神レベル・・・・・・(汗)。
私としては「ゴジラ(1984)」のゴジラがあのまま生身の生き物として三原山で永遠の眠りについて欲しかったですが、平成という新時代がそれを許さずゴジラを神にしてしまったようですね・・・・・・(しんみり)。
投稿: A-chan | 2021年5月23日 (日) 00時35分