ゴジラとヒロイン
BSプレミアム
2020年12月19日(土)
19:30~21:00
特撮怪獣映画の、「ヒロイン」をメインにした番組。
『日本誕生』
『モスラ対ゴジラ』
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』
上記作品の、本邦初公開のメイキング映像を紹介。
他の作品もあり、超貴重です。
もちろん、ヒロインがメインでもあります。
スタジオには、水野久美さん、釈由美子さんが登場。
釈さんは、家城茜の戦闘服を着用しての熱演も披露。
インタビューには、麻里圭子さん(『ゴジラ対ヘドラ』)、小高恵美さん(『ゴジラVSビオランテ』他)が。
PS
エンディングテロップの後の小美人の映像が、『モスラ対ゴジラ』と表記されていましたが、この映像は『モスラ』ですね。
NHKでは、地デジ、BS1、BSPで番宣を打っていたので、再放送もありそうですね。
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コメント
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昭和29年、当時の大問題の「原水爆」をテーマにして、『ゴジラ』が。
昭和46年、同じく当時の大問題であった、「公害」をテーマにヘドラが誕生。
高度経済成長のツケによる公害は、当時の子供心にも印象深い出来事でした。綺麗な小川等が、だんだん黒く、臭くなっていきました。
『公害怪獣ヘドラ』ではなく、新時代の社会問題から誕生したヘドラが、ゴジラの対戦相手として『ゴジラ対ヘドラ』に。
異なる時代の、社会問題の落とし子同士の激突でした。
リアルタイムでは、劇場では鑑賞出来なかったのですが、小学館の学年誌の写真物語で知りました。
とにかく、ヘドラが怖かった。特に、あの目が・・・。
でも、最近、何度か見直してみると、面白いですね。
上手く表現出来ないのですが、ゴジラシリーズ云々ではなく、この単体作品、そのものが。
空飛ぶゴジラですが、幼心には違和感を感じませんでした(たぶん、私が馬鹿な子供だったからかな。怪獣バカとか怪獣キチ〇イと言われた子供のひとりでもありました)。
ただ、恐竜型タイプの怪獣ではない事に違和感を覚えましたが、それこそが、当時の制作スタッフの狙いのひとつだったのかもしれのせん。
シルエットだけで、(特撮ファンは)ヘドラだとわかりますし、簡単に描く事も出来ます。
ラストの「もう一匹のヘドラ」は、初めて鑑賞した時には驚きでした。まだまだ、世界観が継続しているのですから。
麻里圭子さんの全身タイツ、当時の歌って踊れる場面も、本作をカルト的人気作品に成し得た要素大。
「人間の英知」、今こそ必要ですね。
投稿: NWF | 2021年4月23日 (金) 01時13分
こんばんは。
麻里圭子さんの歌う「ゴジラ対ヘドラ」の主題歌は、従来のゴジラ作品とは違った不思議な雰囲気を醸し出していますね。麻里さんの劇中の際どい衣装も印象的です。
「ゴジラ対ヘドラ」は昭和ゴジラシリーズの中でも、その描写の陰湿さ、グロテスクさは類を見ませんね(というか、見返してみると昭和ゴジラシリーズのどれもが独特の個性を持っていて、イメージが統一されていない気がしてきました)。
本作の上映当時は環境汚染がピークだったようで、大きな問題になっていたようですね。高度成長期、日本の産業革命時代の頃は空を真っ黒にする煙突の煙が繁栄の証として称賛されていたようですが、後々それが害悪になっていく事は想像がつかなかったのでしょうか。
核の落とし子であるゴジラは、同じように人間の作り出した「毒」から生み出されたヘドラに自分と同じ影を見て悲しいものを感じたかもしれません。でも、地球に生きる者として地球を汚染し破滅に導く者とは戦わなければならない。
この頃のゴジラは人間に距離は近付いてきていても、決して人間の為に戦っていた訳では無いのですよね(でも、次作では少なくとも日本には好意的になってくれるみたいです)。
今にして思えば、この重苦しい雰囲気を吹き飛ばす為に例の悪評高き「ゴジラの飛行」が必要だったのかもしれません。大きな問題に悲観的にならず、前向きに(後ろ向きだけど)進んで行こう。そういうメッセージが込められているのかもしれません。その結果、ゴジラは強敵ヘドラに辛くも勝利しました。
田子の浦や四日市の汚染が凄かったようですが、大阪でも淀川の汚染が酷くて一時は魚が住めなかった時期もありました。今では環境の改善が進んでフナやタナゴが戻ってきて、空もいくらか澄んできたように思えますが、今はダイオキシンの影響による異常気象という別の環境問題が出てきているのですよね。
昔に比べれば汚れが見えなくなっただけで、根っこの所は何も変わっていないのかと思うと考えてしまいます。このダイオキシンこそが、映画の最後に出てきた「もう1匹のヘドラ」なのでしょうか。でも、私は悲観的にならず人間の英知を信じて前向きに生きていきたいです。
投稿: A-chan | 2021年4月22日 (木) 00時17分