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ウルトラ特撮 PERFECT MOOK  vol.21ウルトラマン80

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第38話に登場した、ウルトラの父の写真が掲載されていないのが残念。

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ウルトラ特撮 PERFECT MOOK」カテゴリの記事

コメント

本話の素晴らしいところは、A-chanさんの心理の考察に如実に表れていると思います。

特撮作品なので、ガモス、ジャッカルなのですが、これを殺人鬼、シェリフに置き換えると、立派な(大人の)ドラマとして成り立つ訳ですね。

ドラマ本編の完成度が高いので、特撮が生き生きとしている好例だと思います。児童向け作品なので、あまり深堀りした心理描写を避けてはいますが・・・。

こんばんは。
ブログの記事ですが、それまでは常連さんに特撮が趣味という人があまりいなかったので、記事のネタに詰まった時に、その場のつなぎのような形で特撮ネタを掲載していました。これからは、思いついた特撮ネタがあれば載せていきたいと思います。

80の第21話で、もう1つ悲しいのは、ザッカルが復讐に走るあまり他者との協力を拒み、多くの犠牲者を出してしまった事です。
地球に来た時点で自らの素性を地球人に明かし、ガモスの弱点の高周波の事を打ち明けてくれていたら対策の立てようもあり、地球も大きな被害を出さずに済んだ事でしょう。
気持ちは分かりますが、復讐は下手をすれば自分だけで無く周囲の人をも滅ぼしてしまいかねませんから。
ガモスにしてみれば、復讐に走るあまり他者との協力を拒み、多くの犠牲者を出してしまったザッカルは、まさに「好きな者の事しか考えられない人間」の典型だった事でしょうから・・・・・・。

『ウルトラマン80』開始当初、マイナスエネルギーによる怪獣出現に違和感を覚えていましたが、早すぎた設定で、後に時代が追い付いた感じですね。今は、納得しています。

ガモスの頃にはマイナスエネルギーの事も忘れかけていましたが、個々の怪獣のバックボーンには不可欠のようです。

イベント編的な側面もあり、私も好きなエピソードのひとつです。

いつも、長文のコメントを記して下さり、ありがとうございます。毎回思うのですが、当方へのコメントだけではなく、A-chanさんのブログの記事として紹介されても良いのではと思っています。怪獣の成り立ちに対する深い考察があり、毎回、唸らされるからです

A-chanさんのペースで楽しいものがあれば閲覧して頂き、また、コメントもマイペースで楽しんで下さればと思います。お気遣いのコメントも、本当にありがとうございます。

こんばんは。
「ウルトラマン80」私が印象的だった話は第21話「永遠に輝け!!宇宙Gメン85」ですね。
この第21話は、行く先々の星々で次々と破壊と殺戮を繰り返す残酷怪獣ガモスに妻子を殺された宇宙Gメン・ザッカルの復讐がメインになっていますが、人間の住む星を探り当てる事から、ガモスは高度なテレパシー能力を有していると思われます。
ザッカルの妻子殺害も、地球各地の破壊被害がザッカルの仕業に見せ掛けたのも偶然では無く故意によるものでしょう(被害状況から怪獣の本能的な無差別な破壊とは違い、明らかにそこに住む「人間」を標的にしたものだから、そう判断されたのだと思われます)。

でも、一番気になるのは怪獣ガモスの破壊行動の目的が謎のまま終わってしまった事・・・。そもそも、何故このような怪獣が生まれてしまったのでしょうか?
人知れず地球へ潜伏し、目撃者も出さずに破壊や殺戮を行う神業の如き手際の凄さ。科学では対処できない毒液を吐くなど、ガモスの生態には霊的なものを感じます。
バックルビームを受けた際の消滅の仕方が第3話に登場した硫酸怪獣ホーの最期の状態に似ている事から、ガモスの体もマイナスエネルギーの塊である可能性があります(宇宙を飛行する時にはベムラーのようにエネルギー体に姿を変えるものと思われます)。

ガモスは快楽的に破壊や殺戮を行うところから、ウルトラ怪獣史上類を見ない極悪非道な怪獣というイメージを強く持たれていますが、私は彼もまた悲しい過去を背負っていたのではないかと推測してしまいます。
高い知能を有している事から察すると、ガモスの元は人間、というか異星人だった可能性があり、ある星の親に虐待され周囲の者からも無関心に扱われ命を落とした子供の魂が宇宙のマイナスエネルギーを吸収して怪獣化した存在なのかもしれません。
愛される事を知らない彼は「人間どもは好きな者には限りなく優しいが、そうで無い者は無慈悲に扱う」という認識の下に、母星を始め行く先々の星々に住む全ての「人間」を憎み、殲滅する事で快楽を得ていたのではないでしょうか?

私から見て、この第21話のラストは満足感よりも後味の悪さが残りました。その場の事件は治まっても根本は何も解決してないからです。ガモスの誕生理由を突き止め、再発防止に取り掛からないと、第2、第3のガモスが誕生するかもしれませんからね。

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